2022年4月6日

ハクセキレイの尾羽 Tail feathers of water wagtail

4月4日、川沿いのグラウンドに落ちていた羽。羽拾い用に携帯している袋にはわらびを入れてしまった後だったので、手で持って帰った。ひと目見たときは白い尾羽が混じっているからホオジロかと。図鑑に照らしてみると、ちがう。…あ!セキレイか。持ち主は、グラウンドでもっともよく見かける鳥、ハクセキレイでした。身近な鳥なのにハクセキレイの羽はこれが初めて(セキレイ類で過去に拾ったのはキセキレイの三列風切1枚だけ)。長さは9.5-10cm。片側の6枚すべてと、もう片側の2枚のようです。それから上尾筒も1枚。辺りには捕食された様子はうかがえなかったのだけど、春の換羽でいちどに尾羽が8枚も抜けたりするのかしら?

下の1枚が上尾筒

黒まじりの白、白まじりの黒…細やかなデザイン


白い最外尾羽がちらり

白色の尾羽は畳まれた状態ではいちばん下にくるので、背中側からは白色はちらりとしか見えないということのようで。

0 件のコメント: