2021年2月14日

羽探偵 Guessing a feather owner

2月13日、グラウンドに落ちていた1枚の羽。一見、茶色一色で持ち主探しは難しそうに思ったけれど、洗って乾かし、きれいによみがえった羽をまじまじ見ながら、長さ7cm、大きいな、猛禽?カモ?ハト?・・・羽図鑑をめくりながら、指先に触れる羽毛の厚みや暖かさを感じて、う~ん、これは特徴的だ・・・キジのページにたどり着いたときに、似てる!キジか!ヒトのいない時間帯に、川沿いから餌をつつきにグラウンドまで出てきた?


さっきまで暗めの茶色一色に見えていた羽に、キジという可能性が見えたとたん、微妙な差を発見。「先端が薄いブルーだ!」 ブルーといっても、くすんだ水色、灰色混じりの水色。


羽集めを始めるきっかけになったのが、ちょうど2年前のこの季節(2019年3月12日)、土手で大量にキジ♂の羽を拾ったことだった。標本にしたのもその時が最初。その標本に、今回拾ったのと同じような羽があった。長さも色も近い。

図鑑に載っているキジの羽は少ないので、2年前の自作標本で確証が得られたというわけ。腰のあたりの「くすんだ水色」を確認しようと手元の写真を見ると、尾に近い腰の羽は、先端の密度が低そう。傷んで切れてしまったのかと思ったけれど、今回の羽はこのあたりの羽なのかもしれない。


それにしても、グラウンドにはいろんな鳥がやってくるんだなぁ。

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