ツグミを木の上よりも地面で見かけることが増えてきたこの頃。そのせいなのか、2月6日の朝、路上でカラスが飛び去った後に、ツグミの片翼と尾羽が落ちていました。餌探しに懸命になるあまり、何者かに襲われたのかな。ツグミの羽はまだ1, 2枚しか拾ったことがなかったので、ありがたく標本に。中性洗剤液に一昼夜浸し、窓辺で日光に一日当ててから、貼り付け。カモ類と違い、反りが激しい羽はなかったので作業しやすかった。
ツグミといえば、明るい茶色の羽と、胸から脇腹にかけての白黒模様が特長的。初めてツグミを見たとき、セーターの編み込み模様のようだと思いましたが、そのように見えるからくりがよく分かりました。
白い紙の上では目立たないけれど、羽の先端の黒色の周りが白色で囲まれているのでした。
この通り。グレーの部分には上から別の羽がかぶさるから、外側からは見えない。ふしぎな色分け。
いつも同様、『原寸大写真図鑑 羽(文一総合出版)』を参照しながらの貼り付け。この図鑑なしには不可能です。
風切にズーム
脇腹(上段)、下尾筒(下段左)、上尾筒(下段右)
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