去年、思いがけず近所の電線でレンジャクを見かけたのが3月4日(★)。そろそろかもしれないと思い、レンジャクが好むヤドリギが寄生した、近所のサクラの木まで偵察に行ったりもしていたのですが、今朝はまったくの不意打ちでした。あぁ、こんなに悔しいことって!一生に一度の周期で接近する彗星を見逃しても平気だけど、一年に一度のレンジャクを見逃すことは、他のことがしばらく手につかぬほど悔しい。朝9:15頃、双眼鏡あり、カメラなしで犬の散歩を始めて間もなく、隣家のホオノキに鳥が留まりました。ひゃっ、レンジャクだ!距離はせいぜい6-7m。超至近。肉眼で数えて3羽。さえぎるものなしでクッキリはっきり。リリリリリ・・・という美しい鳴き声にハッとして、「"ヒ"か"キ"か見分けなきゃ!」。双眼鏡でのぞくと、尾羽の先が紅いヒレンジャクではなく、黄色いキレンジャク。カメラを取りに戻る選択肢はなく、なすすべもなく、ホオノキから川岸の木まで移動する姿を見送って・・・4羽いました。すべてを終えて約30分後、カメラを持って川岸の同じ木の周辺を探したけれど、見つからず。キレンジャクを目の前で4羽確認できただけでじゅうぶんじゃないか。そうだよ、鳴き声まで聞けたんだ。うぅ、うぅぅっ。姿、撮りたかった、声、録りたかった・・・
悲しいかな、朝の犬の散歩時間と珍しい鳥が現れる時間はよく重なるのです。明日からしばらく再度の可能性にかけて重いカメラも持ち歩き、近所のヤドリギスポットも時間がある限り訪ねてみようと思います。
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