2019年12月5日

海鳥の羽 Birding in Morozaki

ふだん観察できない鳥だから、関心が薄かったけれど、師崎までドライブに行った帰りに、カモメ類が群れて飛んでいるほうに向かったら、そこらじゅう、トビとカモメ類だらけ・・・。どうやら漁業関係の卸売市場や冷凍施設があり、魚のおこぼれを待ち受けている様子。現地ではトビの大きさと数に圧倒されて釘付けになっていたけれど、持ち帰った羽を調べるうちに、カモメ類にも興味が湧いて・・・収集の収拾がつかない~

日頃、電柱に留まっている鳥たちとの大きさのギャップに衝撃を受けた上に、この数!

多すぎる・・・

アオサギも多すぎ!

こちら胸がほとんど茶色一色なので成鳥かな

冷凍施設が占拠されたかのような威圧感 ぜんぶトビ

鳴き声を間近で録音できると思ったら、平日だったので稼働中の設備から大きな音がしていて無理だった

片足立ちで休息中? 胸に白い縦縞があるので幼鳥

こんなにいても争うことなく、静か

ごちそうが載っているの?? 移動するトラックを追いかけるカモメ類

海辺で静かにたたずんでいたかと思うと、ア~ア~ア~と大音量で鳴くのはウミネコ こちらが成鳥で

こちらが幼鳥

何を見ているの?

こちらは主にユリカモメが占拠中

ものの30分でこの量 分かりやすそうな大きさで、状態のよいものだけを拾った

トビかと思った30cm級のこちらは、どうやらウミネコ幼鳥の風切?

つまり、このあたり? これは成鳥だからグレーだけど・・・

幼鳥なら、色が一致する

拾った羽の大半がカモメ類の羽とすれば、茶色っぽいのは幼鳥

カモメ類ではない羽は、左下から時計回りにトビの腹、アオサギの次列または三列風切、
ドバト初列風切、ドバト肩羽?・・・

ほとんど軸だけの長~い羽も見つかり、トビだと確認したくて持ち帰った なんと40cm!

今までに拾った最長級の羽と並べてみると、左から順に・・・
  1. 今回拾ったウミネコ幼鳥らしき初列風切
  2. ハシブトガラスの初列風切(最長)
  3. 今回拾ったトビらしき初列風切(トビなら最長)
  4. アオサギの初列風切
  5. ハシボソまたはハシブトガラスの初列風切

ウミネコ幼鳥 2枚使ったらギリギリ収まった ホッ

大型鳥の羽の裏に見られるという「シャイニーパッチ」、つまり羽軸の補強部分 指で押すとカタイ!

ウミネコまたはカモメの幼鳥(上)/成鳥(下)の冬羽?

カモメ類の幼鳥 第○回目の冬羽? ←完全にグレーではなく茶色っぽさが混じっているように見えるので
右端の長い羽はアオサギの次列または三列風切 青みがかったグレー

グレーといってもいろいろ・・・左の白い紙の上は、以前拾ったドバトの羽

ひとまずこれで収拾がついたことにして、今までに撮ったカモメ類の写真を見てみたくなりました。東北旅行中に撮ったカモメ類はどんな種類だったんだろう?

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