2018年11月27日

スペインのトゥロン Turron de Agramunt from Barcelona

パリのチョコレート、ナントのバターサブレ、ストラスブールのカリソン・・・珍しいお菓子を順に味わって、いよいよむにゅっとして大きなカタマリ状の、スペインのアーモンド菓子を開封して味見しました。「わわわ!おいしいぃぃ!」

ねっとりクリーミー ナッツのコク まろやかな甘み ぷつぷつ食感 フルーティな香り・・・

あまりのおいしさにもう一度、パッケージのスペイン語解読に挑み、原材料や店の名前を調べていくと、このお菓子はさまざまなバラエティがあるアーモンド菓子「トゥロン」のひとつで、たっぷりのアーモンドを卵白や蜂蜜と混ぜたソフトタイプだそうです。もうひとつ、丸ごとのアーモンドがぎっしり見えているほうがハードタイプで、マルコナ種という、丸っこいアーモンドが使われたトゥロンでした。偶然にも、夫が選んだトゥロンのメーカー、ヴィセンス(Vicens)は、バルセロナ市内にも店舗を構える老舗中の老舗で、折り紙付きの品質のようです。こちらのサイト()の解説がとても詳しかった。


数年前、フレンチパティシェの弓田氏の「ルネサンス」料理に強い影響を受けたのですが、そのおかげで「スペインといえばアーモンドだ!」と思い出して、夫がスペインにいる間に慌ててリクエストをしました。でも、このお菓子を持ち帰ってくれたのは偶然です。「バルセロナ郊外のスーパーで山積みになってたから、ひっつかむように選んだ」とのことで。調べているうちに、上記の弓田氏がマルコナ種のアーモンドを絶賛し、通販もされていることも知りました。

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