2018年11月27日

パエリヤに挑戦 First try - Making paella using a Spanish paellera

夫は時間に追われながらもパエリヤの本場、バレンシアで立ち寄ったバールでとんでもなくおいしいパエリヤを食べてきたようです。現地レポートでそれを聞いた私は、荷物になるだろうからと断念していたパエリヤ鍋を、それとなくリクエストしてしまいました。「直径が少しずつ違うパエリヤ鍋が、店頭にずらっと並べられているらしいよ」と。「見かけないけどなぁ、日本で買ってもらうほうがいいかな」との返事でしたが、その後、マニセスの金物屋さんで見つけたようで、直径36cmの大物を買ってきてくれました。参照したパエリヤの本『週末はパエリャ名人!(丸山久美さん著)』によると、直径36cmは4人分以上の大きさになるようです。サイズうんぬんで文句を言っている場合ではありません。ありがたくおいしいパエリヤを作らねば!

赤い持ち手がかわいい鉄製のパエリヤ鍋

たったの5.5€ 1000円もしない!

初回はこちらのパエリヤの素1袋を使ってみることに

生タラ、イカげそ、ひらたけ・・・と安価な具材ばかりで挑戦

彩りに使いたかったのに・・・産直品、中がひどい有様で断念

オリーブオイルとにんにくでみじん切りの玉ねぎを炒め

イカげそを炒め

パエリアの素を入れて

2カップの米を入れて

鶏とセロリの葉のスープを塩で味付けしてから4カップ入れ、

スープの前に入れるつもりだったトマトピュレを慌てて入れ

5分ほど中火で混ぜたらその他の具を並べ、弱火にし

アルミ箔でカバーをし、鍋から発する音をよく聞きながら

コンロを2つ同時に使い、鍋を回しながら、15分間火を通す

のぞいては米をつまみ、芯があるうちは時間を延長し、

芯がなくなったところで10分蒸らして完成

おコゲができるほどではなく、軟らかめだったので

この状態からさらに弱火にかけて水分を飛ばす

翌昼は別でセイゴをハーブ塩で焼いてパエリヤにのっけて

次回はこうしようと思うことは多々ありますが、初回にしてはおいしくできました。広々した平らな鍋で具材を順に炒め、スープを注ぎ、さらに具を並べ、ドキドキしながら鍋のそばにつきっきりでいる過程のすべてが楽しく、夢中になれました。とっておきのサフランと自家製濃厚スープで作る日、パエリヤの素を使う日、そのときどきで選んで楽しもうと思います。

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