2022年2月14日

巣箱の準備 Preparation of nest boxes

ぼちぼちとホオジロ、ヒバリ、シジュウカラなどのさえずりが聞こえ始めたので、昨年春にシジュウカラが出入りした巣箱を木から外しました。掃除したり、傷んだところを補修するためです。我が家の巣箱は庭のヤマボウシにひとつ、玄関脇のオリーブにひとつ、それぞれシジュウカラ用、スズメ用のサイズで作ってありますが、巣箱を掛けてからの7年間で、ヒナが巣立ったのは2017年の1度だけ。シジュウカラがスズメ用巣箱に営巣したときです。

2021年はまず、庭の巣箱にシジュウカラがコケを運び始めたのですが、その直後からスズメが妨害し、シジュウカラは強く抵抗することなくあきらめてしまったのでした。その様子はまさに妨害という言葉がぴったりでした。というわけで巣箱の中はコケが敷かれていただけ(2021年より前の春にシジュウカラが集めたもの)。今回は20匹近いアシナガバチの冬眠場所になっていたので、アシナガバチには気の毒だけど中身をすべて一掃しました。

続いて、2021年の遅い春には、シジュウカラが玄関脇の巣箱に営巣する兆しがありました。タイミング的に、どこかで1回目を終えた後の、2回目の繁殖?巣箱の周りにたくさんの巣立ちビナがわらわらと集まっていたからその可能性は大きいと思う。コケを運び、その後、ふわふわした毛を運び・・・いよいよ産卵か、という段階まで来たのだけど、なぜかそこから姿を見せなくなりました。巣箱の蓋を空けたら卵のひとつでも転がっているのではないかと思ったけれど、卵はなく、コケの上にふわふわの毛で器状に作られた産座ができていました。ここまで作ったのに・・・

どちらの巣箱も、築7年でかなり傷んできました。


シジュウカラが巣箱の偵察に来る今月末に備えて、掃除や手入れをして、いざ、求む入居!

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