2022年2月12日

リバーシブルバッグ作り Making a reversible bag

2018年の末に夫が中国の広州で買ってきてくれた2種類の布。それぞれ3mずつ。「光沢があって中国らしい」と選んでくれた。…けれども、光沢がありすぎ、中国らしすぎて何を作ったらよいのか…で、3年経過。

夫撮影のこの1コマは、広州の布市場で店員さんがピンクのほうの布をカットしてくれているところ。カット済みのブルーの生地も手前下に見えています。あのぉ、切った布が床に…ハハハ。こんな経緯が分かると、はるばる私の元に来た生地をなんとかしてうまく使いたいなという気になります。

そんな折に、手本にしたい作品を発見。『やさしい手ぬい(高橋恵美子)』の「大きめリバーシブルバッグ」。大きくて好きな形、華やかな柄が活かせそう、リバーシブルバッグは持つのも作るのも初めて⇒⇒挑戦してみよう!

『やさしい手ぬい』より

素材は分からないけれど、たぶんポリエステル。きれいだけど・・・作るときに出る極細の繊維に目を光らせながら、掃除機とガムテープ(自分が着ている服に繊維がつく)を頻繁に使って作り上げました。

この布、表と裏がぜんぜん違って見え、どちらも素敵だと思っていたのでリバーシブルバッグには好都合。1枚でも十分な厚みがある生地なのでずいぶん丈夫なつくり。

左半分が表、右半分が裏

それぞれ中表にした生地を

重ね、4枚の生地を縫う

布をむだなく使うために、本に記載の形状から、少し上の広がり部分(赤線↓)を削りました。少し入れ口が狭くなるけれど、なんとかなるでしょうと。

クロップドパンツを作ったとき()同様、へぇ~、こうやって作るんだ~と学ぶ喜びがありました。バッグの持ち手は、2m近いベルト状の生地を、ゴムスカートのゴムのような要領で通し、最後にベルト状の生地の先端どうしをつないで輪にし、両端を縛るだけ。手軽で面白い。手ぬいで作るのだから、できるだけ作業者の手に優しいデザインがいいということなのかな。私は一部を除いてミシンを使いましたが。

完成 ♪ こちらが表。左下にポケットもつけました。 柄合わせしているかのように目立たない。

柄のある服を着ているときは持てないバッグだろうな。 

こちらは裏。表と対照に、右下にポケットをつけました。

どちらかというと夏の白っぽい服装に合うかな?


バッグや服を作っても、最近出かける先は鳥見場所がほとんどで出番があまりないのですが・・・作る楽しみのために、今年もたまには使えそうなものをあれこれ作ってみたいです。

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