2021年10月20日

スクエアベスト Upcycling

家にある布で作れそうなものないかなーと、借りている6冊の洋裁本を何度となくめくっていると、ふいに忘れていた布の存在を思い出しました。ワクワクしながら取り出してきて採寸すると、1-2cm前後するものの、目当ての作品の必要寸法にぴったり。何年も(たぶん10年とか)前に無印良品でバーゲン品だったひざ掛けです。正確には、私が冷房用のひざ掛けに使おうと思っただけで、ショールだったのかもしれない。買ってから今までほとんど使っていませんでした。

タテ二つ折りの状態

やわらかいガーゼのような手触り。素材は何だろう?残念ながら品質表示のタグは文字がいっさい消えてなくなっていた。使ってないのに!やわらかい肌触りで、まとうとほんのり暖かいから、まさに今の季節に良さそう。


参照したのは、前回のキャミソールに続き、『月居良子のかんたん、かわいいまっすぐソーイング』に掲載の、スクエアベスト。圧縮ニット生地で作れば、切りっぱなしでOKらしく、首周りと脇を縫うだけ、30分でできると。

正真正銘の四角です。これが服??

私の生地は切りっぱなしとはいかないので、衿だけは切り抜いて処理をすることに。切ってみて判明。3枚のガーゼ生地が重ねられ、縦横とも2cm間隔ぐらいで3枚が離れないよう織り合わせてありました。ダブルガーゼというのはよく聞きますが、トリプルガーゼ?生地や織り方の種類などにも少し興味が出てきました。

衿ぐりの処理に使うのは・・・家にある布から選ぶとなると、これか。前回のキャミソールでヒモにしそこねた生地()がそのまま使えました。ここでの選択は、この生地がオモテから見えるようにするか、ウラに隠してしまうか。見えないほうが柄モノのトップスの上に重ね着しやすいだろうけど・・・

迷った末、オモテに見えるようにしました。ただし、控えめな見え幅で。


脇を縫って完成。30分とはいかないまでも、3時間くらいでできました。

フリンジがいいアクセントに ♪ 夫にはメキシコと言われました。なんとなく納得

季節がら、首のあきを狭くしたかったのに、見当違いで広くなってしまった。中央のタテの折りジワが、スチームアイロンを当てても消えません。

体のラインに沿って生地が落ちる状態を「ドレープが出る」と表現するようです。やわらかい生地なのでドレープが出やすかったようです。

着て行った先で足元だけが冷えるようなときは、ひざ掛けにもできそう。

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