風がなく天気のよい日は、鳥もよく現れるようだし、立ち止って観察することが苦にならないのもあって、貴重な出会いにつながるのかもしれない。
12月23日、カシラダカが2羽、水辺でたたずむ。群れをなす鳥らしいけど、ここではまだ多くて2羽。
カシラダカに注目しているうちに、いろんな声がする。ジョウビタキ、ウグイス、それから…小さな小さな、珍しい声。ススキの穂が揺れたあたりを双眼鏡で見ると、オオジュリンか?と思われたけれど、カメラに収めてみると、セッカだった。
この顔つき、背中の羽、ピンク色の長い脚…8月に撮ったセッカの写真↓と比べても、間違いなし。ガイド本を見れば留鳥と書かれているけれど、12月にセッカは初記録。今年は初めて9月、10月にも見つけられて、夏の鳥のイメージが変わりつつあったけど、11月は出会わなかった。きっと見える場所にいなかっただけなんだな。
これからは、「はじめまして」の種数は年々減ってくるかもしれないけれど、なじみの鳥の「はじめまして」な場面に出会うことにも期待しよう。
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