2019年12月29日

再び海鳥観察 A short trip to Morozaki

12月25日、片道1時間ほどのドライブと魚料理と鳥見が一度に楽しめる、前回からまだひと月しか経っていない師崎へ。前回はまだメニューになかった生ガキをいただきました。レモンをしぼってパクッとひと口・・・まったく気になる臭みもなく、何個でも食べられそう(だったけど実際は1つだけ)


折しも、カモの識別図鑑を知ったタイミングで、同じ著者がこの秋にカモメの識別図鑑も出されたと知って、興味津々に取り寄せてみました。11月に出版された本が12月に図書館にあるなんて嬉しい。


カモの識別でも目が回るのに、カモメとなると、さらに格段に難しそうだけど、師崎に行けることになったので、この図鑑で大まかな予備知識をつけて出発。帰宅後、図鑑を頼りに識別してみました。

こちらはカモでもカモメでもなく、ハジロカイツブリ

遠出すると、ハジロカイツブリによく会える

今まででいちばん近い

訪れた辺りは水産施設や停泊中の漁船が多いので、魚のおこぼれを目当てに集まっているのかもしれません。船上にバケツを持った人が現れたら、いっせいに水鳥が集まりました。トビやアオサギは姿も声も大きくて、勢いもあり、航空ショー?のよう。

ユリカモメの1年目/2年目若鳥、濃い茶色がウミネコ1年目若鳥、いちばん手前がウミネコ成鳥

大中小のカモメがちょうど写っていた

どうやら大型のカモメ=セグロカモメがこの場に1羽だけいたみたい

いち

にーの

さん!

地元のため池で少数見かけたスズガモは、内湾にわんさといたけれど、バラエティが豊富で見分けにひと苦労

左手前の辺りに

スズガモが三十数羽

光の加減でも見え方がぜんぜん違う これはくちばしの基部の周りが白いけどスズガモ♂のよう

スズガモの翼の下面は真っ白 こちらは♀

上と同一個体

生殖羽に近いスズガモ♂

ウミネコは幼鳥が多かった 第1回冬羽

第2回冬羽かな?

第1回冬羽

第1回冬羽

ユリカモメもくちばしが黄色い1年目が多かった

ユリカモメ第1回冬羽

あっ! 小さいサギ1羽発見!

コサギ と アオサギ

遠くからだったので、足の先が黄色くないぞ?と不思議だったけど

よく見れば黄色で コサギに間違いなし

水産施設はアオサギの牙城?

さいごにトビ 今回も羽を探したけれど見つからず 電柱にいるトビに下からカメラを向けたらこっち見た!

上と同じ個体 ようやくトビらしい一枚が撮れた気がする 夕日の当たり具合がよかったのか

今度こそ、今年さいごの羽!

アオサギの初列風切 傷み、褪色少なく、これぞ青灰色


おそらくウミネコ若鳥 初列風切

トビやアオサギ以外は、持ち主が分からないまま鳴き声を録ってきたので、帰宅後に調べに調べ、分かったものだけを記録。地元で聞くアオサギの鳴き声は、川の上空を飛びながらせいぜい一声か二声で、録音は到底無理だったのに、海辺のアオサギは飛翔しながら十声以上も連続して鳴き、その声からは恐竜が思い浮かびます。

12月25日トビ
12月25日アオサギ、トビ、ユリカモメ、ヒヨドリ
12月25日ユリカモメ、トビ、アオサギ、ヒヨドリ
12月25日アオサギ(飛翔中)、オオバン

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