えっ、くちばしが・・・!
こんなの見たことない!
カルガモ(右下↓)と比べると少し小さい。
はじめましてのカモ、ハシビロガモでした。名の通り、くちバシがヒロい。
このとき眠っていたハシビロガモ↓は、メスとよく似た色ですが、虹彩が黄色いのでオスのようです。メスの虹彩は褐色なので、見分けやすい↑。オスは、地味な非繁殖羽(エクリプス羽)から色鮮やかな繁殖羽へ換羽中。
3羽のうち、いちばん距離が近かったこちら↓の個体もオス。換羽の進行がひと足早いエクリプスです。水色と緑の2色の組み合わせがチラリ。
『原寸大写真図鑑 羽(文一総合出版)』で調べると、カラフルな羽の成り立ちが分かりました。
家でカルガモの羽を洗ったときも、中性洗剤を垂らすまでは、見事に水面に浮いていました。軽いだけではなく、はじくからなのでしょう。
靴ベラのようなくちばし。エクリプスでも色鮮やか。
複雑な羽の重なり。尾羽が12枚見えるけれど、図鑑によると通常は16枚だそう。4枚抜けているのかな。
初列風切、初列雨覆、小翼羽・・・ふむふむ、よく見えます。
長い舌。
くちばしの裏側はこんなふう。まっ平じゃなかった。どのカモもそうなのかな?
3羽のハシビロガモが並んだところ。左から、換羽の遅いオス、早いオス、メスと思われます。この日、キンクロハジロの♂も1羽見かけました。こちらもエクリプスで、白い部分に褐色が混じっています。
こちらは、左から、換羽の早いオス、遅いオス、メス。
カモたちが去った後、羽を探しに行くと、葉っぱや羽のほかに排泄物も。鳥の排泄物というと、白いものだと思っていたけれど??
気候もよいうちに、カモたちの変身ぶりを観察に行こう。
0 件のコメント:
コメントを投稿