2019年7月2日

にんじん酵母水のパン Bread using carrot yeast water

自然育ちのにんじんの葉と、少量のにんじんで仕込んだ酵母水を試してみました。

常温でしゅわしゅわ ぶくぶく その後冷蔵庫へ

日が経つにつれ好ましい香りに

ぶくぶくしゅわしゅわきていたわりに、冷蔵庫に入れてから状態が変化したのか、1次発酵に時間をかけても膨らみが乏しく、なぜか生地はべちゃべちゃ。粉をずいぶん足して、頼みのドライイーストも足して1次発酵延長、2次発酵と進めるも、いまひとつの膨らみ。仕方ない、もう焼くしかない、と焼いたところ、 一気にフカ~ッと膨らみました。野生酵母パン、読めないなぁ。スリル満点。


粉を足したせいか、いつもの1食分(1/6切れ)も存在感がありました。キャロットケーキふうに、少量のシナモンパウダーを混ぜてみた、にんじん酵母のパンの風味やいかに?


外はパリパリ、中はふかっとやわらかなパンで、ほのかな酸味が好印象でした。酵母水に乳酸菌が多かったか、膨らまないので発酵時間を延長している間に(高温高湿のこの頃なので)乳酸菌が増えたのか、どちらかだと思いますが、結果オーライなパンでした。


今、冷凍庫には、5種類の野生酵母(ローズマリー、にんじん、レモンバーム、桑の実、ミント)で焼いたパンが入っています。1次発酵から膨らむ生地、2次発酵で膨らむ生地、焼く時に膨らむ生地、さまざまで、毎度小さな驚きがあります。今度はタイムやバジルの酵母水を試してみようと思います。

ローズマリー

レモンバーム、くるみ、レーズン

ミント、ココア

クワの実、レーズン(ドライイースト少量使用)

0 件のコメント: