3日前、グラウンドで拾ったカモのメスと思われる羽の標本ができました。『原寸大写真図鑑』に掲載されているカモの羽写真はオスが多く、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、マガモ、ヨシガモ、オカヨシガモなどの一見そっくりなメスのカモのうち、どれなのかは特定はと無理だと思ったのですが、拾った2枚の尾羽が、図鑑に掲載されたコガモのオスの尾羽と色、形、長さがほぼ一致したのです。メスはオスより全長は少し小さいけれど、尾羽の長さは同じなのかも、という仮説を立てると、コガモは
(羽を拾った頃より少し前から見かけなくなっていたけれど)冬に土手で観察できる鳥でもあるし、グラウンドは川から目と鼻の距離なので、羽がコガモのメスのものである可能性が高いのではないかな。
なぜ黒っぽい尾羽をわざわざ暗い色の紙の上に置いたかというと、図鑑の説明に、コガモの尾羽の外縁はわずかに白いとあり、暗い紙の上で尾羽を指で押し付けてみると、確かにそうでした。尾羽を拾っていなかったら、手元にある図鑑では持ち主は分からなかったです。なにが手がかりになるか分からない・・・探偵のように証拠物件を持ち帰らなくては。尾羽以外の羽の部位の特定は、保留にします。昨日、友との土手散歩でまた2種類の野鳥の羽に遭遇したので、先を急ぎます。
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羽のフチがうっすら白い |
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