2018年12月14日

矢作川沿いを歩く A riverbank walk

友人と平戸橋近辺の矢作川の両岸を数時間ずつ歩きました。朝の方が光がきれい、鳥に出会いやすいという理由で10:30スタート。

歩き出して数分後、エノキの実を食べるツグミに遭遇

川が見通せる場所に来ると、あたりは黒っぽい鳥がいっぱい オオバンでした

よく肥えてる~ 周辺にはキンクロハジロやカイツブリも確認できました

流れが穏やかでせせらぎの音もしない 車の音も届かない 静寂

はじめてマユミに遭遇 この季節にピンク色を見られるのは嬉しい

マユミの紅葉は遅いのだそうで、落葉樹だというのにまだ全く色づいておらず

シンジュかな? ハートいっぱい

地面はフカフカのエノキじゅうたん エナガ、シジュウカラ、メジロなどがにぎやかでした

友人が教えてくれたチャノキ、つまりお茶の木 ちょうど花期でした

ツバキと同じなかまなので、花も実もツバキにそっくりだけど、花は小さくて下向きで目立たない

最近名前を知ったヤドリギ!

常緑だけど、宿る木が落葉しないと気づけないよ~

午前の部は終了 友人宅で昼食 私はおぼろ昆布と海苔持参

午後は対岸へ 車で通るたびに気になっていた場所を歩いてじっくり見る

帰宅後に写真を見ていたら・・・ 「東西南北が示してあった!」

扶桑公園の駐車場に停めて辺りを歩こうとしたら 私にとっては初の貯木場へ

途中、人の顔ほどもある晩白柚(ばんぺいゆ)がずっしり

草覆い茂る貯木場へ 「前はもっと見晴らしよかった」と友人 清掃は年2回らしい

トンネルのむこうに矢作川の水面 貯木場運営当時は今より水面が3mほど高かったんだって

「この穴に杭を入れて舟を結わいた」 貯木場の15代目?の男性に説明頂く

この穴も当時のまま

冬、はるか上流の稲武や足助から流れついた材木をここにいったん蓄え、注文があるといかだに材木を載せて川を下った・・・

「むこうに平成記念橋が見える以外は、家も人もなんにもない景色」

「いいところだよ」

「この窪みで母は私のオムツ洗ったりしておりました」

「ここは岩から岩へ犬かきした私の遊び場でした」

午前の部で歩いた対岸が見渡せました 「世界遺産みたい!」

夕方になって活発に潜水を始めていたオオバンの群れ

コブシの実と沈む夕日 「いい一日だった~」

実は午前の部でカメラのレンズキャップを落としてしまったようで、翌日ひとりで同じルートを歩いて探してみました。立ち止まっては草木や鳥を観て、写真を撮って・・・と約3時間かけて友人と歩いた距離は、探し物をしながらひとりで歩くと拍子抜けするほどに短く、結局、1時間弱かけてぐるっと一周する寸前でキャップが落ちていました。反対方向に歩いていたら、最初の5分で見つけられたはずですが、不慣れな場所なので同じ方向に歩かないとルートを思い出せなかったでしょう・・・

このエノキを撮影した直後に落としたようです

キャップ発見後もすぐに去る気になれず

晴れて穏やかな日にまた来よう

膨大な数の自生のチャノキとツバキをひとつずつ持ち帰って鉢に植えてみました。根付くかな?

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