2018年11月5日

マンリョウとタラノキ One spiecies from the woods and the other from...?

今年の1月頃だったか、小さいのに赤い実をいくつかぶら下げていた姿に惹かれ、林から持ち帰って庭に植えたマンリョウ(ほとんどの実は間もなく野鳥に奪われた)。植えた場所が日陰ぎみで、周りの草にいつの間にか埋もれていたので5月に鉢に植え直し、屋上に移動させました。夏の間、やっと環境になじんだのか緩やかに成長を見せていました。そして今---。

ことし5月、庭から掘り出したとき

今日、屋上にて (緑色のがマンリョウ)

ご覧の通り↑、屋上に置いていたらいつの間にか別の植物が生えてきて、抜こうと思ったけれど見慣れた雑草ではなさそう、なんだろう?と様子を見ていたら・・・今から気が変わって抜こうにも素手では持てないほど鋭いトゲがいっぱいに。それに、2回奇数羽状複葉です。これは調べれば分かりそうだ・・・と思いつつ後回しにしていたら、近頃紅葉し始めました。落葉樹かー。

鋭いトゲがいっぱい

日ごろ一緒によく林を歩く友人に写真を送って尋ねると、たまたますぐに調べてくれて、「タラノキに似ているみたい」と。おぉ!天ぷらがおいしいタラノキかぁ!こんなにトゲがあったんだ。食べられると思ったら俄然、育ててみたい気になり、マンリョウとタラノキの鉢を分けました。タラノキのほうが大きな鉢というところが、いかにも欲の強さを表しています。マンリョウの根はミミズ状に太く、長く、少なくのびて、タラノキの根にからみかけていました。せっかく根付いて葉色も濃くなったところなのに、機嫌を損ねないといいけど。

常緑低木のマンリョウの成長はとてもゆっくり いっぽう落葉低~小高木のタラノキは既にトゲ満載で育つ気満々?

マンリョウは今から年明けにかけて実をつける植物。我が家ではいつになるでしょう。タラノキは芽を摘んで天ぷらにできるのは何年後でしょう。食べられるか否かはともかく、野山の植物が家で観察できるのが楽しみです。両方とも根付きますように。そうそう、どちらの実も、野鳥を招けるかもしれません。そもそも、マンリョウは私が訪れた林からだけど、タラノキはどこから?隣家の敷地にも、毎朝の散歩道の脇にもタラノキはあります。それらを野鳥が食べてタネが我が家の庭に落ち、私がマンリョウと一緒に土ごと鉢にすくい上げた・・・?

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