2013年12月22日

割れ鍋に綴じ蓋

夏に割れた、土鍋の蓋。毎晩の1~2合のご飯を炊くのにちょうどいいサイズでした。

割れた蓋

半年かかって、綴じ蓋が出来上がりました。先生に作っていただいたのですが、見事にぴったりです。焼き縮みも考慮に入れて、大きめに成形するのですが、予測は大当たり。今回はつまみやすいよう、蓋の持ち手も深くしてもらいました。それから蒸気の逃がし穴もひとつ。

新しい蓋

形がぴったりなのも驚きましたが、それ以上に色が元の鍋の色とほとんど同じに焼きあがったことに、もっと驚きました。色を決めたのは私ですが、鍋とは違う色に焼きあがると予想していたのです。似て非なる色に焼きあがるくらいなら、かえってはっきり違う色を狙おうと。

左:割れた蓋   右:新しい蓋

予備で作ってあったもう一つは、皿に成形していただきました。鍋の蓋の表と、皿の裏は同じ構造。


筆で模様を付けたら、今までにない絵皿ができました。煎餅をのせたらなかなか。

あっ!偶然にも急須の模様と似ている!

今年の陶芸教室最終日。私の陶芸史上、いちばん嬉しい出来事でした。

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