大雨の後は野鳥の顔ぶれにちょっとした変化があることが多い。今日はハヤブサが出現。正確には、はじめましてではない。今年1月に柳川瀬公園の田んぼ上空を獲物をくわえて飛ぶ姿を見たのが初だった。ほんの一瞬、双眼鏡で「ハヤブサだ!」と思える特徴(目の下の黒くて太い斑紋と、青黒い全身)が見えたので間違いないと思うけれど、写真は撮れなかったので、はじめましてと言い切るのは次回以降の遭遇にしようと思っていた。今朝、ユウのさんぽで家を出るなり、大きな聞き慣れない声がし続けていて、200mほど離れた鉄塔を見ると、頂上付近になにやら猛禽類らしき1羽が。トビかチョウゲンボウならよくあることだけど、チョウゲンボウにしては変わった声。もしかしたらハヤブサかも?ユウのさんぽを短めに終えて、急いでレコーダーとカメラを持って鉄塔の方へ。いや、鳴き声は家の前でも聞こえるのだけれど、できるだけ近づいたほうが、増水した川の音が小さくなって都合がよかった。よし、鳴き声は録れた。次は姿。あぁ、背中側だ。ちょうど頭が見えない。でもこの背中の色はチョウゲンボウではない。
お腹側が見えるよう、反対側に回ってみた。もう鳴かなくなっていた。発見してから30分近く経っていた。長居していてラッキー。小雨が降り出したし、最大ズームで手ブレが激しいけど、なんとかして特徴が分かる写真を撮ろうとシャッターを切り続けた。
間違いなさそう。ツミでもオオタカでもなく、ハヤブサでしょう。録音した鳴き声も、ハヤブサに一致。
近所の土手で確認できた鳥類はこれで83種。そろそろ…と思いながら何年も経っているけど、絵に描くか、写真を使うかして、四季別早見表みたいなものを作りたい。
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