2022年3月17日

目の前に次々に One after another

今年1月のバードソン中に、たまたま立ち寄った、住宅地を流れる小さな川でコサギに遭遇。川沿いに桜並木と散歩道があり、人の往来が絶えないのだけど、慣れているようで構わず餌探しをしている。こんな近くに通年いてくれたらバードソンのとき助かるなぁ、と2か月経った3月11日に再訪してみたら、おりました。眼下に3-4mの距離でじっくり撮影。

やがて、キキキ…とカワセミの声がして、ほぼ目の前の石に留まりました。カワセミより大きいコサギでもここまで大きな魚は得ていなかった。さすがキング・フィッシャー。アップで撮れたので魚も特定できそうで、釣り好きの方に見てもらったら、オイカワでは?とのこと。自分でも調べてみると、オイカワよりカワムツに似ているように見えました。

同じ場所にカルガモのつがいもいました。首の長さをのぞけば、コサギと同じか少し大きく感じました。岸辺の青々とした草をひきちぎり、川の水といっしょに飲み込む。まるでパンをスープにひたすかのような行為はたまたまではなく、毎回そうしていたので、食道の通りをよくするためとか、なにか理由がありそう。ダイサギも魚を丸のみした後、川の水を飲んでいるし。

こちらは全然動いていないのに、というか、動いていないから?生き物の営みが次々に見られて…枝に留まっていたキジバトがすぐそばの散歩道に下りてきて、硬く踏み固められた土の中に埋まった実かタネかをほじり出して食べ始めました。


何を食べているのか写せないかしらと連写してみたら、思わぬ発見が。ほじるときに目を閉じるというか、細めるというか、愛らしい姿になっているのです。たまたまそういう瞬間をとらえたのかと思ったけれど、ほかにも同様の瞬間が撮れていたので、餌に焦点を合わせるための動作だったり、これも理由があるのかなという感じ。



わずか1分ほどの間に、次々とほじって食べていました。いったい何があるの。飛び去った後に私も目を細めて地面を探してみたら、実のような、タネのような黒いものがいくつか埋まったり、転がっていたりしました。ピスタチオの殻のように、ふたつにきれいに割れているものもあったので、何かのタネかな?頭上にある木はサクラ以外にもありそうだったので、芽吹いてからまた探偵しに行ってみようか。

直径4-5mmで、やや扁平、二つに割れているものと割れていないもの。外側の黒い部分はザラザラして黒胡椒似。分かる方いらっしゃったら教えてください。

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