2022年2月4日

お楽しみの1月が終わる Summarizing the observation results

月に10回の、探鳥しながらの土手歩きは、2月が終わると丸2年。出会った鳥の種数をグラフにしてみると、通年の増減傾向は2年目もほぼ同じでした。3月に始まり2月で終わる下の3つのグラフは、色の薄いデータが2020年、濃いデータが2021年で、上から順に川岸で観た鳥、田畑で観た鳥、両方で観た鳥の平均種数を表し、左目盛はそれぞれ2刻み、5刻み、5刻み。田畑で観られる鳥は、繁忙期に増え、農閑期に減る。簡単な話、土が耕されたり水がたまると、鳥が現れる。一方、川岸の鳥は田畑と正反対の増減傾向で、気持ちよいほどにスムーズなカーブを描く。1月は寒さもそっちのけになるほどのお楽しみ月間。では、川と田畑の両方で観た鳥はどうかというと、どうやら、川岸と田畑の両方の傾向があるような。2020年に比べて2021年の夏以降は、川岸でも田畑でも鳥が少なくて淋しかったのが、データにしっかり現れている。今後3年、5年、10年と続けたら何が見えるんだろう?海沿いだったらどんな傾向だろう?日本海側だったら?

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