2021年9月13日

この生地いただき Upcycling from the old dress

やる気スイッチが入り続けています。次に手を付けたのは、通販で買ってみたものの着心地が悪く着ないままになっていた麻100%のワンピース。『まいにち着たい服』の「うしろリボンのギャザーブラウス」のリネン生地がこれとよく似て見えたので、採寸してみると、なんとか生地がとれそう!というわけで冒険のはじまりはじまり。


完成を思い描けば分解作業もらくらく。この本の掲載作品の寸法は幅も丈もかなりゆったりなので、少しくらい足りなくても、ある分だけで作ってみようと思えるのがよい。冒険のひとつ。


細めの袖はそのまま使うしかなかった。縫う箇所が減らせるのはメリットだけど、そのぶん、前後身ごろの袖ぐりを自分で描いて決めなくてはいけない。ドキドキ

落ちついて落ちついて。編み物の身ごろと袖の作り方を思い出してみよう。どうやっていた?・・・・・・あ、そうだ、このライン(赤色↓)を使えばいいのだ!

へへへ、これでいけるはず

袖と脇が合体する辺りを縫い合わせるのは難関だった。縫い代だらけで縫いにくい~。といって「自己ベストでいいや」と気を抜けば、仕上がったときに脇に隙間が空いてしまったり、各パーツの縫い線が気持ちよくつながらなかったりする。今まで既製服を脱ぐときに、脇がビリッと破れたりほつれたことが何回かあったから、丈夫に縫っておかなくては。家庭科のパジャマのときも苦労したんだろうな。この作品のクライマックスは、楽しそうに見えたギャザー寄せの作業。なかなか均一に寄せるのは難しい。ほどほどなところで、見切りをつけよう。

本とは袖の形がまったくちがうので、襟ぐりのギャザー幅も変わってきた。計算、計算。めったに使わない脳のどこかを急に動かしている感じ。最終的な襟ぐりの長さは本と同じになるようにして・・・襟ぐりをテープでくるむ。このテープ、バイアスではなく、タテ方向に長くとる。襟ぐりなのにバイアスでなくていいんだ?と思ったけど、この襟ぐりは直線だからだと気づいた。初心者に優しいデザイン。それでいて仕上がりの襟ぐりはカーブを描いて見える。あっぱれー

冒険の果てに、完成。ほとんど着ない服が、本のタイトル通りに変身!


割烹着?スモック?とにかくこれなら毎日着る♪ 日差しが弱くなったら鳥見にも着られそう。重ね着も?



後ろリボンのブラウスの名がありながら、さっそく前後反対に着て出かけてしまいました。襟ぐりの深さは6cmほどの違いなので、好みに応じてどちらでもいいかも。

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