2020年1月27日

103土手さんぽ Weekend walk

1月26日、工事開始から12週目。沿岸の木々の伐採状況に大きな変化はなく、伐採後の更地に重機が入って、延々と根を掘り出しては積み上げている。はじめは、ずいぶん丁寧な仕事だなぁと思ったけれど、まさに根絶やしにしようとしているのだと気が付いた。

ものものしい光景になってきた 工事が休みの日曜日に歩く

土ごと根をすくい上げては、土だけをふるい落とし、根を傍らに積み上げる

こんな状況でも、水辺の鳥の顔ぶれは変わらず。陸の鳥は、木がまだ残っているので、シロハラやカシラダカなどは見かけなくなったけど、ツグミやキジバトは確認できる。近いうちにまた残りの木を切り倒すチェーンソーの音が鳴り響くのだろうか。工期は3月中旬まで。

トビが田んぼに一瞬降りて、何か丸っこい物をつかんですぐに飛び上がった その後は別の猛禽に追いかけられていた

なんにもない岸にアオサギがぽつり

引っこ抜かれた大木の根 初夏にたわわに実っていたクワも切られた そばを通ると鼻につく匂い これが汚泥臭?

カワウ(奥の3羽)とカルガモ  数日前にカルガモの交尾の一部始終(ほんの数十秒)を目撃してしまった~☆

短く刈り込まれた芝生の広場で、羽を拾った。珍しく特長的なものばかりで、その場にいそうな鳥で絞り込んでいくと、みな持ち主が特定できた。アオバトと判断したのは、写真では分からないけれど、先端と外側(外弁と呼ばれる)に薄黄緑色が見えたのと、拾った場所のすぐ近くで、昨年11月にアオバトの羽をいくつか拾ったから(その時から落ちていた?)。コガモの脇腹と判断した黒と白の縞模様の羽は、他のカモ類も持っているけれど、この川にいるのは、カルガモとコガモだけなので、コガモの可能性が高そう。拾った瞬間は、アカゲラが浮かんだけれど。



1月28日追記:上の写真の右端の「ツグミ上尾筒」は、図鑑に掲載のツグミの上尾筒や、過去に拾った実際のツグミの上尾筒と比べて、黒みが濃いこと、先がかなり尖っていることから調べ直し、コガモ♀の上尾筒の可能性が浮上。図鑑にもネット上にもコガモ♀の上尾筒の情報が見当たらないので、とりあえず保留。長さは6.8cm。

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