2019年12月10日

矢作川にチュウサギ&ヨシガモ出現 Falcated ducks

12月3日に矢作川をひとりで散歩した友から、「チュウサギとヨシガモを見た」とのビックリ情報があったので、翌日行ってみると、チュウサギはおらず、ヨシガモはオスを3羽確認。今冬2度目。チュウサギはこのあたりでは夏鳥らしいのに、夏にも1度も確認できたことがない鳥。くちばしがダイサギより短めで、先端がほんのり黒い白サギがいないか、冬も意識して見たほうがよいようです。

1本足で立つカワウ(左)とまどろみ中のヨシガモ♂(右) 友の前日の写真には、後ろの大きな岩にチュウサギが5羽もいた!

ヨシガモの後頭部の長い冠羽は

角度によってはスカーフを巻いたよう

青っぽく見える次列風切

ヨシガモ♂のそばにいたのはキンクロハジロ♀のようだけど? 異種カップルかな?

左端がヨシガモ♂、 中央奥がオオバン(つんのめったような姿で泳ぐ)、残りはキンクロハジロ♂♀

ホシハジロの♀とカイツブリも  ホシハジロ♀は群れに付かず離れず どこか淋しげ

離れていくホシハジロ

すっかり冬羽になったカイツブリ、目印の首のオレンジ色が見えない

カモ見好きな人たちに習って、私も借りてみました。図鑑、ものすごく詳しい!


この図鑑をめくりつつ、今回確認できたヨシガモ♂3羽の換羽状況の違いに注目してみました。

個体A:ヨシガモの特長的な三列風切がこれから出るところ?

個体A:これが出始めた三列風切?

個体B:肩羽と脇羽が褐色=ただいま換羽中

個体B:褐色の三列風切がカーブしておらずまっすぐ? 幼羽(生まれた年の羽)から換羽中の個体かな?

個体C:ほぼ換羽終了? 三列風切がカーブしながら出てきている

浄水の池で目撃した個体D:三列風切が伸びてきてこれからカーブするところ? 肩羽や脇腹は換羽中

・・・と、このように、ある種のカモを識別した後、さらに奥深く状態や段階を見ることができるということを知りました。出会ったカモ類で気になった都度、深入りして調べてみようと思います。

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