2018年10月23日

5か月で115種類 115 types of natural sound recorded over the past 5 months

5月21日にシジュウカラのさえずりから始まった鳴き声の録音。途中から、季節感のある自然の音なら鳥以外も録り始め、5か月経過した今、種類が115になりました。夏の終わりからは虫の鳴き声が多くなり(以下黄色でマーカした種)、声の主がなんだろうと調べ始めると、未知の世界に入り込みます。

8月28日エンマコオロギ
マツムシ(背後はミツカドコオロギ
8月31日スズムシ(背後はヅレサセコオロギ
コジュケイ?スズメ
ンマコオロギ
カネタタキマツムシ
9月11日ツヅレサセコオロギ
9月14日イカル?
9月15日アオマツムシ
9月26日モズキジ
10月5日モズカラス
アマガエル
10月15日モズ(2羽)
10月19日モズヒヨドリ
モズ
カンタン(またはオオオカメコオロギ?)モズ
マツムシエンマコオロギ
10月22日カワラスズ
10月23日ジョウビタキ

たとえば10月19日。虫の鳴き声が調べられる唯一?のサイトで、カンタンかオオオカメコオロギのどちらかまで絞り込んだ後、秋の虫を販売する店(そんなのあるんだ!)のサイトを見つけ、カンタンが「多くの愛好家が一番の美声種と挙げる」、オオオカメコオロギが「鳴き声も非常に美しく、やわらかい音色」などと評されていて、やはり両者は似ているんだ、どちらにしてもいい声なんだと納得するのでした。レコーダーの性能上、音量が大きめの鳴き声を録音しているので、虫でいえばキリギリス系よりコオロギ系が多くなるのでした。

・・・というようなことを悟る自分に驚きつつ、今日オリーブの剪定をしていると、ヒッヒッヒッという美声が聞こえ、見ると向かいのアパートの角端にジョウビタキの姿がありました。近所にもやってきたようです。思うに、ヒッヒッヒッと表現したくなる鳴き声の持ち主が複数いるのです。夏鳥のセッカと、秋の虫カネタタキ、そして冬鳥のジョウビタキ。録音を聴き返すと、回数が違う、速さが違う、間隔が違う、聴けば明らかに違う。違いを書き表すとしたらこんな感じ。

セッカ(夏鳥):
ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ  ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ  ヒッヒッヒッヒッヒッヒッ

カネタタキ(虫):
ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ           ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ

ジョウビタキ(冬鳥♂):
ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ

3つの生き物が現れる時期が重なることはない(カネタタタキとジョウビタキは少し重なるかも)けれど、録音で耳を鍛えておけば一目・・・いや一聴瞭然に判断できそうです。レコーダーはおそらく999種の録音が可能ではないかと思われるので、1年で200(冬は虫は皆無でしょう)として、5年分・・・。とりあえず丸1年は続け、その後新しい鳴き声に出会うたびに録音、となるのかな。

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