大人の宿題で難航した2問に4晩かけて奮闘しました。
問1は、キク科のオオブタクサでした。またしても深い切れ込みに目をつけて、これだけ特徴的なら分かるだろうと高をくくったのですが・・・。母がセイタカアワダチソウを指してブタクサと言っていたのが思い出され、調べるとそのように誤解している人は多いのだそう。なぜならどちらもキク科で黄色い花が咲く、北米から日本に持ち込まれた、他を駆逐するほど繁殖力が強靭で特定外来種に指定されている、花粉アレルギーのもとになると問題視された
(現在のところ実際に問題なのはブタクサ/オオブタクサのみ)などの共通点があるからのよう。オオブタクサは高さ3mにもなるとか。今まで全く気に留まらなかったけど、詳しく知ってからあらためて観に行くと、どこもかしこも・・・というほどではなく、ある一帯がオオブタクサだらけ。
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葉は対生で3~7裂?私が観たのは殆ど5裂・・・成長するにつれ切れ込みはなくなるらしい |
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クワに似ているのでクワモドキの別名をもつ むむー クワにもコイツにも一泡吹かされてしまった |
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ちなみにこちらがクワの幼木の葉 |
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まさに切れ葉の誘惑 惹きこまれたら出るのにひと苦労 |
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茎には縦にスジが入り、触るとガサガサ 葉もガサガサ ちなみに☆をつけた葉は・・・ |
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オオブタクサの葉と同じような葉をしたツル植物で別物 ややこしい! |
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カナムグラというらしい ツルの表面は少し痛いくらいガサガサで、指先の皮膚にも一瞬くっつくほど 巻き付き力抜群 |
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オオブタクサの葉とカナムグラの葉 |
続いて問2。夕方のこの景色に惹かれ、一度は調べるのを見送った植物を再び調べることに。
地面に粉をふりかけたような・・・こんな草にも名前があるだなんて・・・イネ科のヌカススキまたはハナヌカススキと判明。もう枯れてしまった後なので、どちらかの見分けは難しそう。
詳しいことを知った後で再び昼間に観に行ってみると、白さは天の川のように広範囲。
この日は曇りだったけれど、それでもこの白さ。
ハナヌカススキまたはヌカススキのそばに、似て非なる枯れ色の植物を発見。あっ、これがコバンソウの小さいバージョンのヒメコバンソウじゃないかなと、それぞれを持ち帰ってみることに。
にわか仕立てのアトリエで撮影。
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イネ科ヌカススキあるいはハナヌカススキ |
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イネ科ヒメコバンソウ コバンソウよりかなり穂が小さい ヨーロッパ原産 |
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ついでにイネ科のコバンソウ(左)とイネ科のスズメノヤリ(右) |
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にわかアトリエが大変な状態に |
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