はじまりの旅 A short trip to Gamagori, Aichi

末吉夫婦の2018年はじまりの旅は、明確な目的地なしで蒲郡方面へ。おみくじの旅行運は「忘れ物注意」となっていました。去年の旅で、2回連続で下着を荷物に入れるのを忘れた私はますます要注意。

海沿いにそびえる西浦温泉宿

正月の飲食店は休みか、行列か・・・。ファストフードでも買って海辺の車内で食べる？と話していたときに、たまたま赤信号で停まった道の脇が、「三河湾料理　営業中」。ワーイ！

昔ながらのたたずまい　これは期待できそう

久しぶりのエビフライ　期待通りです～

夫はやっぱり海鮮丼

行列もなく、おいしいお料理を堪能したうえに、店に入るなり目に留まったのが、ユニークな工作品の数々。「カニだ！」

お店の女性作

こちらはお客さん作とか

注文をとりに来てくださった女性に「あれってカニですよね？」と鼻息荒く尋ねると、「そう。ヘイケ（平家）ガニって分かります？こちらの娘さんが描かれたんですよ」「よかったらあそこにありますから持って行ってください」と。あそこと言われた先を探すと・・・

お店の片隅にヘイケガニの甲羅が山積み

お勘定の後、張り切ってカニの甲羅を袋に詰めようとしていたら、 のれんの奥から「娘さん」らしき女性が現れ、お尋ねすると、まさにお面を作られたご本人でした。描き方のポイントをあれこれ伺っているうちに、「年末に『ウィークエンド中部』というTVの取材を受けたんです。ネットで観れますよ」と。帰宅後さっそくチェックしてみました。こちら（★）です（お面については5:05あたりから）。私はてっきりこの女性が思い付かれたのだと思ったのですが、地元蒲郡（さらには調べていくと沼津、伊豆方面も）で魔よけのために歌舞伎のお面を玄関先に置いたのが起源だそうです。

海辺はどこも冬鳥がいっぱい　魚料理店「魚直（うおなお）」のすぐそばにて

ホシハジロ、オオバン、スズガモ（初）、ハジロカイツブリ（初）

トビ

カモメ

鳥を撮るため海辺に向かっていて偶然見つけたカフェ「Cafe Goofy」に立ち寄って、お話好きなご夫婦と歓談して日暮れまで過ごしました。

偶然見つけたカフェは since 2015

目の前は海

「あのテントはなんですか？」「グランピングです。中もどうぞ」

中をのぞかせてもらうと　快適そうな空間が

おいしいケーキに

プレハブ２つつないだだけとは思えない雰囲気

末吉どころか、特大吉な2018年はじまりの旅でした。前回訪れた、カフェ・オーシャン（★）も同じエリアなので、蒲郡はとても魅力的なドライブ先になりました。「雪見旅も好きだけど、足元にも意外な穴場があったね」と夫。冬タイヤがないおかげで地固めができました。