記憶に浸透するまで展示中 |
日本になじみの深い木がほんの少し見分けられるようになりました。たとえば、スギとヒノキはこれからはもう見分けられそうです。先週末の岩屋堂の山歩き(★)で採取した植物もいっしょにしました。
スギを厳密に分類すると、葉の広がりが大、小、大、小・・・なのは猿猴(エンコウ)スギ |
しょっぱなから圧巻 2本のエノキが癒着したところにヤマフジがからみついている フジの咲くころは一面紫に染まるらしい |
イチョウの雄樹は上へ上へ 雌樹は横へ広がると学ぶ |
カクレミノ・・・若い頃は切れ葉 そのうち一枚葉 |
イチイの木肌に似るからイチイガシ |
イチイガシの木肌 地面にはめくれ落ちた皮が |
アベマキの葉(だったよな・・・) |
アベマキの実 |
本殿に接触しそうなクスノキ 年々急速成長中 |
一緒に参加した友人は玄関前に植えていたクスノキを、庭木に適さないと知って今年やむなく撤去 |
昼食をとったお寺の境内でムクロジを知る |
羽根つきのあの黒い玉の部分はムクロジの実だった! |
はるか頭上にこんな光景を見つけたことで |
ヒノキが一歩身近になった |
樹の皮だけで樹高18mを保つイチイガシ |
高さ3mで伐採された後、脇枝が成長して樹高18mにもなった樹齢800年以上のクスノキ |
守綱寺 近所にこんな素敵な寺が |
普段、前を車で通りすぎていただけの神社に |
豊田市中でいちばん整った樹形とされる樹齢150年以上のケヤキがあった 紅葉も見事とのこと |
ケヤキを見分けるポイント 老木になると木肌に小判模様が現れる |
ツブラジイ 名前もかわいければ実もかわいい 食用可能 |
てっぺんは見えますか~? なぜか左に捻じれながら成長した津島神社の樹齢300年以上のスギ |
交通公園から少し先にある津島神社は彫刻も見事 |
この津島神社に限らず、境内に2本の名木を抱える寺社は多い |
津島神社のツブラジイもなぜか左巻きに捻れている |
ツアー中、名木について分かりやすい解説を下さったのは豊田市名木愛護会の年配の男性ガイドさん。ご自宅で実生のサクラ(エドヒガン)を育てられたりするエピソードなどからも、樹木への愛情をひしと感じました。ツアーの最後に「ほかの団体同様、名木愛護会も高齢化しています。ぜひ皆さんのような若い方々にも加わっていただければ・・・」との案内がありました。今回20名近い参加者がいましたが、参加者から教えてもらえたことも多々あり、また、同じ木を違う場所で複数回見ることで特徴を覚えられたりと、ツアーならではの利点を感じました。いくつかの名木と寺社をまた個人的に訪れてみるつもりです。
2 件のコメント:
銘木愛護会という団体があるのですね
身近な場所を改めて知るという驚きもあるし
せっせっせさんの解説で
わたしもスギとヒノキ、見分けられそうです🎵
守鋼寺さんでは毎月末にオーガニック朝市が開催されていて
とっても面白そうなんです
やまのぶにも入っている、グリーンママンさんが運営されているみたいです。
くまくらし。さん、
そうなのです。
愛護会は木を見廻って手入れが必要な木があれば
市の担当部署に伝える役目があるようです。
サクラの季節には、他県まで足をのばして山桜?を
観に行くイベントがあるとか。
スギとヒノキ、似たイメージでしたが、分かりやすい
違いがありました。
舟盛りのお刺身に敷かれるのはきっとヒノキですね。
オーガニック朝市が毎月末に?
そのような市があるのはちらとどこかで目にした気が
しましたが、あのお寺が会場だったのですね。
素敵な雰囲気になるでしょうね。のぞいてみたいです。
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