秋の陽気に誘われて、先週末に夫と茶臼山近辺の林を歩いていて見つけた紫の風変わりな花。帰宅後調べると、なんと猛毒のトリカブト。初めて目にしました。
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花の雰囲気からマメ科かな?と思ったらキンポウゲ科 |
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ひとつふたつなら可憐な雰囲気もあるこの花 |
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咲き乱れると |
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舞楽の鳥兜に似ているからこの名がついたそう 私には指サックか折り畳みスリッパに見えるのでした |
ふたつ目の発見は、初夏に見るテンナンショウと、秋に見るマムシグサの名で覚えていた植物が同じだったということ。春と秋それぞれで、両者の姿が独特だから、これまで別物だと思っていました。花も風変わりなら実も風変わり・・・。忘れちゃいけない、こちらも有毒植物。
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初夏に見るテンナンショウ |
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秋に見るテンナンショウ 熟して真っ赤になるとますます目をひく |
英名のJack-in-the-pulpitの由来を調べたら、仏炎苞
(ぶつえんほう)に包まれた肉穂花序
(にくすいかじょ)が説教台
(pulpit)に立つ牧師
(Jack)に似ているからとのこと。文化の違いから想像しにくいけれど、英語圏の人はナルホドね、と納得するのだろうか・・・。日本的には、うやうやしいところにいるお偉いさん、という感じ?
この植物は出会うたびに調べているけれど、雄雌異株であるとか、むずかしい・・・。ちなみに熟した実から種をとって植えれば、花が咲くまでに成長するには数年かかるけれど、 株としては20年近く生きるとか。
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