1年前の5月、近所の西山公園のキリの木のてっぺんで、シジュウカラが独特の鳴き方をしているところに遭遇しました。あれっ、そんな鳴き声もあったのね!と思ったけれど、それから耳にしなくなりました。そして今、近所でしきりとその独特の美しい鳴き声が。そうか!繁殖期だけのオスのさえずりだったんだ!
今朝も家の中から窮屈な体勢で巣箱を観察していると、巣箱に向かってやってきたメスがタンポポの綿毛のような白いふわふわしたものをくわえています。えっ、昨日はコケだったのに?!コケ敷きは終わり、その上に敷く動物の毛を集め始めたのかもしれません。オスはどうしているかというと、巣箱近くの電線に留まってしきりに冒頭の独特のさえずりをします。メスが巣箱から出てきて飛び立つと、さえずりをやめて急いでメスの後を追いかけます。そんな光景を2,3度連続で見たので、いかにも、「外はオレがここで見張っているよ」とか「誰もこのエリアに来るなよ」というオスからメスへの応援歌のように聞こえました。10分かそこら観察する間に数えると、メスが巣箱に戻る頻度は2分間隔くらい、巣箱滞在時間は約30秒。午後は応援歌が聞こえず、巣箱を数分見張っても出入りが目撃できなかったので、午後はあまり働かないのかもしれません。
毎朝のコーヒータイムに数分だけでも観察してみようと思います。
こちら(★)のサイトでシジュウカラの子育てスケジュールを教えてもらいました。
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