昼食用に使った玉ねぎ2つ分の外皮でどれくらい色が出るかな?と試してみたら、じゅうぶん濃い。そこで、先日トマトと赤シソ酢のそれぞれで染めて色付きが薄かった麻糸を、玉ねぎの染液で煮てみると・・・あらら!濃いオレンジ色に染まりました。生成り糸を同じ玉ねぎ染液で染めてみても、オレンジがかった黄色に染まっただけなのに。重ね染めをすると、玉ねぎは色濃くオレンジに染まるということなのかな?
左から↓、玉ねぎのみ、赤シソ酢+玉ねぎ、トマト+玉ねぎ
仮定を立ててみて・・・実験。オオキンケイギクで染めて直射日光に当てて少し色落ちしてしまった生地で試してみます。まずはマフラーくらいの長さの生地。
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縦方向に蛇腹折り:折り幅を途中で変えてみました |
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染液に折り目を浸せば縞々模様がつけられるのではないか |
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結果は・・・オレンジ色ほど濃くは出なかったけど線がはっきり |
もうひとつ。黄色とオレンジ色なら同系色だから、ぼかし染めに挑んでみました。こちらは正方形。
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上1/3はもとの黄色、残り2/3を玉ねぎで2段階に染めました |
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時間とともに色の差がついてきました |
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完成!うまく境界をぼかせたようです |
条件でさまざまに変わるので興味が尽きません。布(生成り)は残り4メートル。
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