まさかまさかの事態が自宅の庭で起こりました。弱肉強食の話も写真もお嫌いな方はこの先はご覧にならないでください。
まさかの事態その1: 我が家の庭に来た(のを見た)ことがなかったモズが来た。
まさかの事態その2:モズといえば「はやにえ」 -- しとめた昆虫、小動物などを木の枝に刺しておいて時間を空けて食べる -- が有名?だが、はやにえを我が家の庭木にし、食べ始めた。
まさかの事態その3:獲物がメジロだった。
一いきさつー
今日は庭に面したリビングのソファで野鳥撮影方法を勉強していました。少し前に、庭で尾を上下に動かす鳥影が一瞬だけ視界に入り、あれ?モズじゃないよね?と、まさかの鳥を予想したのですが、次に気が付いたときには、生垣(シルバープリペット)の茂みがなにやらワサワサ。ソファから双眼鏡で見ると・・・モズだ!モズがなにか食べてる!!
羽が見えました!見覚えのあるグリーン!メジロだ!
これがあの「はやにえ」!見えすぎなくてよかった。いや十分見えてますが・・・
一部をひきちぎって場所を変えて食す!
羽もなにもかも食べる?!目を見張る速さと鋭さ。
愛らしいと感じていたモズとこんな形で間近の出会い&はやにえ見物になるとは!こちらは♀でした。
途中まで食したところで飛び去ったので、これこそ千載一遇の機会、目をこじ開けてでも見るべきと庭に出ました。立ち去る直前にしたフンと、そのそばには餌食となったメジロの羽根が1枚。地面にはフワフワの羽毛がたくさん。
こればかりは遠くから小さく写します。はやにえにされたメジロです。よほど昆虫が少なかったのでしょうか。さほど大きくもない(ヒヨドリより小さい)モズがどのように小鳥を襲うのか不思議な限りです。今まで読んだ本にあった、鳥かごで飼われている鳥をモズが襲うという話はまだ理解できましたが・・・
飛び去って30分ほどして再びやってきました。カーテンのむこうです。そっと近づいたのですが、気づかれたのかまた飛び去りました。
ところが不思議なことに、この後しばらく(長くて数十分)して、はやにえの辺りを見ると、ないんです!いつの間にか獲物が消えていました。庭に出て写真を撮ったり、室内から近づいたりするうちに、こちらの気配が伝わってしまったのでしょうか。それにしても、獲物をそのままにせずしっかり持ち去るとは、あっぱれです。フードロスゼロです。こちらも明日の目覚めが食べかけのはやにえを目にすることから始まると思うと少し気が重かったので、ほっとしました。
なんだか鳥ざんまい・・・
3 件のコメント:
はやに絵は、蛙、小魚、トカゲ中でもダントツ多いのが蛙。メジロなんて聞いたことありません。しかし良く獲れるものをはやにえにすると考えると、有りかなあ。もっとも直ぐに食べるのをはやに絵と言えるかどうかは分かりません。それより驚いたのは百舌鳥がメジロを食べるということ。いつから百舌鳥は猛禽類になったの? もしかしたら猛禽類に会える前触れか?
調べてみたら、小型の鳥類をハヤニ絵にするらしいです。はやにえとは速贄と書くそうですよ。百舌鳥の嘴は猛禽類の様に尖っていますが、脚力が弱いので、木のとがった部分に突き刺すか、木の股に挟んで引き千切るそうです。なんでも獲物を見たら襲う習性があり、満腹の時ははやにえにするそうですよ。また木に挿して食べている時、敵にから逃げて残ったのがはやにえという説があるそうですよ。
百舌鳥https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%BA#/media/File:Lanius_bucephalus_crying.JPG
ドラねずみさん、
「モズ はやにえ」でイメージ検索すると、いろいろなものが
刺さった画像が出てきます。ムカデやヘビや鳥や…
刺すといったって、メジロほどの鳥なら刺すのにもかなり力が要りそうで
すけど、見た目以上にたくましい鳥なんでしょうか。
Wikipediaには、はやにえにした獲物を食べに再び戻ってくることは
少ないとありますね。
30分後にしっかり戻ってきた上に、その数分後には獲物はなくなっていたので
摩訶不思議です。
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