2015年10月27日

初!つけあげ First try - Kagoshima-style fried minced fish

今回、熊本県の日奈久(ひなぐ)でさつま揚げをお腹いっぱい食べました。自分でも作れるかな?と興味を持っていたところに、ときめくレシピが舞い込みました。

こちらのガイドブックにも書かれていましたが、鹿児島県内でしか発行されていないJudd(ジャッド)という冊子があるそうで、


短い滞在ながら、鹿児島市内で買物をしたところ、その冊子を2号分いただきました。


旅の道中と帰ってからとで目を通したのですが、その中にさつま揚げ(現地ではつけあげ)のイラスト入りのレシピが載っていたのです。


ときめくレシピに出会えたら、作らないわけにはいかない♡というわけで、実家に土産を持参するついでに、「今夜はつけあげをやろう」と提案。実家では揚げるだけで済むよう、午前中から自宅ですり身作り開始。朝イチでやらないと、億劫になりそうでした。

すり身の材料は、冊子にあった「イワシ、アジ、サバなど」をぜんぶ。イワシ以外は内臓とアタマがない状態でした。さぁ、やらねばならない状況に追い込みました。

安い材料費です

ここまでが大変でしたが、ここからはひたすら楽しい作業

時間と力は要しても、すり鉢で丁寧にすりたい気分でした

ここで水切りした豆腐参上

調味料は砂糖、酒、水溶き片栗粉、塩

にんじん、ごぼう、しその実を入れました

すり身完成☆ ほぼ午前の時間を使い切りました

並行して、魚をおろしたときのアタマと骨を煮出して、ダシをとっておきました。


すり身があまりにもおいしそうで、夕食まで待ちきれず、昼食に味噌汁を作ってすり身を浮かべてみました。ダシは、モツ鍋をしたときの残り汁でした。

味噌は九州の合わせ味噌

これがフワンとしてとてもおいしく、急遽、実家での夕食に汁物も作ることに。
人生初?のさつま揚げと汁物はカメラを忘れたので父に撮ってもらいました。

やや甘めでしたがおいしかったです

もちろん汁物も


そして、アタマと骨でとっておいた濃厚なダシ汁は、後日、しじみと春雨のスープになりました。旨みが強烈でびっくり。ナンプラー、ほんの少しでよかったな。


比較的さばきやすいイワシだけでもよいから、また味わいたいな。手間をかけただけのことはじゅうぶんありました。自分で一から作った安心感というのかな…豊かな味わいでした。

2 件のコメント:

くまくらし。 さんのコメント...


とーっても美味しそうで具だくさんなさつま揚げが完成ですね~♡
朝から気合の入った1品!
ホント、作ってしまうなんてすごーい!
お店で買えなくなっちゃいますねー。

せっせっせ さんのコメント...

くまくらし。さん、

これまでさつま揚げ(はんぺん)は何となく脇役なイメージだったのですが
こんなに具が入っていて、しかも揚げるのなら、
あとはご飯とシンプルな味噌汁で献立は完成しそうです。

一生に一度は手作りしてみなくっちゃ!
そんなつもりで挑戦しました。
そのうち大変さを忘れてまた作るんだと思います(笑)。