2020年11月23日

オナガガモとヒドリガモらしき羽標本 その1 Feathers of (possibly) Northern Pintails & Eurasian Wigeons (1)

羽図鑑やこれまでに撮った写真と比べながら、同じ鳥の同じ部位ではないかと思われた羽ごとにまとめました。まずは10月31日に訪れた三河臨海緑地で拾った羽。紙はA4です。

ひとつひとつについて。まずはヒドリガモの三列風切、肩羽、下尾筒などが推測された羽↓。後から訂正できるよう、現時点で推測された持ち主や部位は、えんぴつでメモしておきます。この時期に拾うということは、エクリプス(♂)の羽の可能性もあり、雌雄の区別は難しい。

つづいてヒドリガモの脇腹(上の2段↓)。上から3段目は脇腹の羽が推測されるけれど、持ち主は不明(キンクロハジロやスズガモの可能性?)。最下段はオナガガモの脇腹と推測された羽。

つづいて同じくオナガガモの脇腹が推測された羽↓。ただし、上2段の羽は♂エクリプスで、最下段は♀の可能性あり。なぜなら両者の模様が明らかに違う。

続いて、オナガガモの肩羽や尾羽(上の2段↓)と、カルガモの肩羽や尾羽(最下段↓)。

さいごに、オナガガモの尾羽(上段の左3本↓)と、三列風切(上段の右2本↓)と、肩羽(下段↓)。尾羽と肩羽は♂エクリプスの可能性高い?

羽の一枚一枚に注目しながら、天の創造物の精巧さに感心することしきり。

ヒドリガモ♀

ヒドリガモ♂(エクリプスから換羽中)

オナガガモ♀

オナガガモ♂(エクリプスから換羽中)

オナガガモ♂(エクリプスから換羽中:右下) 

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