2020年11月24日

オナガガモとヒドリガモらしき羽標本 その2 Feathers of (possibly) Northern Pintails & Eurasian Wigeons (2)

11月6日、安曇野市の後宝田池で拾った羽も、オナガガモとヒドリガモが大半のよう。岸辺に集まっていたのはほとんどがその2種だった。

左:上2段がヒドリガモ、最下段がオナガガモ  右:オナガガモ

今回、日を置かず2箇所(愛知県の三河臨海緑地と長野県の御宝田池)で拾った羽は、オナガガモとヒドリガモの三列風切と、脇腹の羽、下尾筒、肩羽が大半だった。偶然というより、そもそも両種の個体数が多かったり、岸に集まるのが好きだったり、という共通点がありそう。部位も共通しているので、10月末~11月上旬はそれらの部位の換羽が進行する時期なのかも。よりによって、三列風切以外は羽軸の反りが激しく、紙の上に置いただけだとこんな状態↓。カモ類のあの丸みのあるボディーラインは、この反りのたまものなんだなぁ。逆に言うと、羽を拾ったときに、反り具合は部位の重要な手がかりになる。反り具合のみならず、長さ、やわらかさ、形・・・

上の状態から、ムリムリ抑えつけて張り付けた↓。そのうちテープの拘束力が負けてしまうので、早くクリアファイルに入れるのだが、入れた後でもなお、テープを跳ね返して大変なことになっているのが標本の現状。

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