2020年11月20日

103土手さんぽ Riverbank walk

10月中旬からブログ更新が追いつかなくなっていたけれど、月10回の土手さんぽは継続中。すっかり秋の風情になり、冷たい空気を感じていたはずが、日に日に暖かくなり服装が逆戻りに。こんなに暖かいと、やってきたばかりの冬鳥まで逆戻りするのではないかと心配になるほど。気のせいか、見かけ始めたシメ、ツグミ、アオジ、カシラダカが、ここ数日見つからない。


10~11月にチョウゲンボウ、ノスリの出現頻度がこれほど上がるとは知らなかった。月に10回も歩いていなかったから、去年までは遭遇頻度が低かっただけかなぁ、と思いきや、早朝の犬の散歩中(去年だって毎朝歩いていた)にも、近所の電柱でチョウゲンボウがスズメを捕らえて羽をむしり始める光景に遭遇(去年は歩いていたけど気づかなかったのか?)。定例さんぽ中には、チョウゲンボウがノスリを追いかけたり、ハシブトガラスがチョウゲンボウとトビを一度に追いかけたりする、なわばり争いも目撃。ノスリとトビは、体の大きさのわりに威圧する存在ではないようで、追われても追われても戻ってきたりして、可笑しい。チョウゲンボウはハヤブサのなかまだけあってかわしが速く、ハシブトガラスはくたびれているように見えた。

チョウゲンボウ 10月18日

ノスリを追うチョウゲンボウ(2倍ほどもありそうな相手を!) 10月28日

ノスリ 11月3日

センダンに留まるノスリ 11月7日

ナンキンハゼに留まるノスリ 11月19日

畑の杭に留まるノスリ(ひとつ上と同個体) 11月19日

 今冬初のカシラダカ。シメ、ツグミ、アオジはまだ目視のみで撮影機会なく。

11月10日 去年よりずっと早く見つけられた

直近のさんぽ(きのう11月19日)には、グラウンドから続く、草が短く刈られた広場に、ドバトの羽が散乱。鳥見を始めて以来初めて、首から上と胴体が別々にされた亡骸を見ました。長く見つめて悼み、目を閉じて深呼吸をしてから場を後にしました。

その後、グラウンドで迎えられたハクセキレイ。


この後、グラウンドの端で、今度はスズメの亡骸を目にしました。再び深呼吸。 羽、亡骸、そして生きた姿 --- 田畑や河川敷だけでなく、見晴らしのよいグラウンドにも通年でこんなに野鳥の生死の形跡が見られるとは意外です。すぐに思い浮かぶだけでも、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ドバト、キジバト、アオバト、ケリ、コガモ、オナガガモ、カルガモ、ヒバリ、コチドリ、カワラヒワ、ツグミなど。

0 件のコメント: