近所の土手では、家にいちばん近い鉄塔がハシブトガラス、その次に近い鉄塔がハシボソガラスの拠点となっているようで、さんぽするとどちらも見られる今日この頃ですが、ハシブトガラスの巣立ちビナは、ハシボソガラスとちがって、木の枝に
(土手では1時間近くも)留まってじっとしている傾向があるようです。平戸橋公園でも3羽のハシブト子ガラスが木に長く留まっていて、その周囲で親ガラスがさかんに鳴いたり飛び回ったりしていました。子に警戒をうながしているのか、飛び立つようけしかけているのか、なんらかの意味がありそう。子は親が飛び回るほうを目で追っているようです。
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口の中が赤い=ヒナ |
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くちばしの存在感たっぷり |
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青、紫、緑まじりに光る羽の黒色 |
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虹彩は淡い青色 |
あたりはとても静かだったので、弱弱しいハシブト子ガラスの鳴き声を録音できました。カラスの鳴き声といえば誰しもうるさいと感じる声量でしょうが、子の頼りない声といったら。カァーと聞こえればまだしも、アゥワとか、ウォーとか、くぐもっています。直後に親が鳴いたので一緒に録りましたが、雲泥の差です。からだは立派に大きくても、器官の発達はこれからなのか、鳴き方は後天的に学ぶのか、興味深い場でした。
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