栃尾の大判油揚げ Big & thick fried tofu (specialty product of Tochio, Niigata)

油揚げは地域によって違うと料理系番組で知ったのですが、たまたま近所のスーパーでこんなのを見つけました。大きさは焼き海苔より少し小さいくらい、厚みは3ｃｍくらいと豪華肉厚な新潟県栃尾名産の油揚げです。

この日の夜は、あおさを食べきりたかったので、すり身に混ぜてこの大判肉厚油揚げに挟んで煮てみることに。

イカ、イワシ、豆腐、あおさ、酒、片栗粉、塩こしょう。ちょうど挟みやすい練り物ができました。

竹串１本でなんとか口を留めて

土鍋でコトコト開始 -- 練り物と味が合わないかな？と思いつつ、定番の甘辛醤油味に

TV観ている間に煮汁がなくなって焦がしたものの、途中で上下を返しながら、たっぷりあった煮汁を全て油揚げに吸わせました。

切ってみると、ほぉ！練り物たっぷりのボリュームおかずになりました。残念ながら煮汁を回しかけることができませんでしたが、味は十分しみていました。練り物は、作った自分ですら、イカやイワシとは分からないな～、なにか分からないけど旨い、という感じでした。水切りしていない木綿豆腐を入れたので、のどごしがよかったです。

もう一品はスモークチキン、生マッシュルーム、塩もみきゅうり、茹でかぼちゃのマスタードマヨネーズ和え。産直のかぼちゃは一般に流通しているえびすかぼちゃより甘みが少ないことが多いけれど（何年か前に家の庭で育てたときもそうだった）、サラダにして食べると程よい感じ。

こうも暑いと、店頭で食材を選んでいるときに、いつもに増して作る頃に作るエネルギーが残っているか心配になります。いつもより早めにキッチンに立って、少しだけ目先を変えた料理をしてみると、作るのも食べるのも少しワクワクして少し元気が湧いてくるような気がします。あくまで「少し」。