2016年10月15日

花壇の改修前 Before flowerbed modification & pruning of olive

見積もり依頼からひと月以上かかってようやくあさって月曜日から、業者による花壇の改修とオリーブの剪定が始まります。予定では3日間くらいとのこと。

お願いしたのは、オリーブの剪定と、花壇の現在の木枠をレンガに替え、花壇のぱさぱさの土を可能な限り除去して新しい土を足してもらう。今や花壇の主(ぬし)であるオリーブの根を傷めない範囲で作業していただけるということです。

夏休みにやりかけて中断している花壇

この見積もりの段階で、「オリーブをこのまま、この場所に植えていて大丈夫か?」という根本的なことも相談をしました。根が家の基礎や水道管や隣家の土地に影響を与えないか、幹を家の壁で支えているが問題ないかなど、日ごろの不安をすべてぶつけて、移植(他に植える場所ないけど)や伐採(!)も覚悟してお尋ねしたところ、なんともアッサリと「それは問題ありません。このままで大丈夫ですよ。」とのお返事をいただきました。ただ、高さを赤線(下↓の写真)くらいに抑え、枝ももっと間引くことで、今のように幹をしばって家の壁に固定することで木を支えなくても済むようになるはず、ということです。「よっぽどこの場所が気に入ったんでしょう。なかなかここまでオリーブが大きくなっているのは見ません」と。あっちこっちに枝を広げる木なのに、樹形もなかなかいい感じに整えてある、というようなこともおっしゃって下さって、この家の庭師である私はオリーブ存続可能の朗報と合わせてこの上なく安堵したのでした。

相当サッパリした姿に様変わりすると思うので、好天の今日、記念写真を撮りました。オリーブの苗木を植えたのはちょうど8年前の秋です。てっぺんをカットしていなかったらとっくに今は家の屋根をも超えているはずです。


植えて間もない頃はこんなでした↓。今は1本の木にしか見えませんが、実際は2本なのです。

2009年のオリーブの苗木2株

玄関ドアを開けると、今はこんな眺め↓。夏の日差しも遮れて、トンネルをくぐって玄関に入るというアプローチが気に入っているので、どうにか可能な限りこんな雰囲気を残したい。


日差しを遮る様子↓。


2階の仕事部屋の窓から見える枝葉↓。ちょうど木の高さを手すり(赤線↓)くらいの高さに、とのことなのですが、仕事中、鳥(ヒヨドリ、スズメ、モズ、シジュウカラ、ジョウビタキ・・・)が手すりや枝に留まっているのを見るとほっとするので、それもちらりとお伝えしようと思っています。ここまでの高さにしたのは、西日を遮るだけでなく、バードウォッチングの願いもあったのです。


真横から。


久しぶりに第三者の手をお借りしての家のメンテナンス。お手並みが拝見できるのがとても楽しみ。幸か不幸か仕事でずっと部屋に缶詰めなので、休憩を兼ねて進捗を見に伺おうと思います。

7 件のコメント:

ドラねずみ さんのコメント...

2本植えてあるということは、実を成らすためですね。沢山成りますか? 2週間前の孫たちの運動会があり、帰りに立ち寄ったレストランにオリーブが植えてありましたが、リズミカルにぶら下がった実を見て、中々良い物だなあと感じました。エキゾチックな感じがしますね。

せっせっせ さんのコメント...

ドラねずみさん、

そうなんです。そう聞いたので異種を2本植えました。
色づいた実はなんともよいですよね。
レストランの木はどれくらいの大きさだったのでしょうか。
小ぶりでも実を結ぶのかな?

何年か前から、急に花が咲き実がなり始めました。
最近は春に剪定しすぎてしまうためか、いっときのように
あちこちに鈴なりに、とはいかなくなってしまいました。
今年の春は意識的に花を残して剪定したつもりでしたが、
それでも探さなければ見つからないほどしか実はないです。
その少ない実さえもヒヨドリがつついて落としていきます。

今回の業者さんによる剪定で、ほどよいボリュームに
抑えられたら、再び実つきがよくなるかもしれません。
残念ながら初日の今日は雨で作業中止です。

ドラねずみ さんのコメント...

果樹の剪定と庭木の剪定とは真逆なので心配ですね。果樹は実を成らせるために間引き剪定。庭木は見栄えを重視した切り戻し剪定。庭師さんが果樹の知識があることを祈ります。因みに、行ったレストランのオリーブの高さはせいぜい2.5m(一般の家の天井の高さ)位でよこし広がり枝は疎らで、実を取るための仕立て方ではない感じでしたよ。

せっせっせ さんのコメント...

ドラねずみさん、

切り戻しも間引きも両方してもらわないと…
果樹は切り戻さないのですか?
今となっては優先度は庭木>果樹ですけど、
あわよくば実も楽しみたいと、お伝えしてみようと思います。

自分で剪定ができる程度に扱いやすいが、二階の窓からは遊びに来る
鳥が見え、秋には実も楽しめて…
なんて言いたい放題な客なんでしょう。
仕事がなかったらずっと作業を観ていたいくらい楽しみです。

ドラねずみ さんのコメント...

果樹も当然切り戻しはしますが、陽が当たる様に間引きが主体ですよ。

くまくらし。 さんのコメント...

あんなに小さな苗木がこんなに大きくなるなんて!!
びっくりです~
しかも、ご自宅からの眺めは最高✨
玄関からの眺めなんて、扉を開けるたびにうっとりしそう~♡
庭師さんのお話からも、よっぽどこの場が気に入って、せっせっせさんやご家族の愛情が伝わったのでしょうね
オリーブ素敵です~

せっせっせ さんのコメント...

くまくらし。さん、

そうなんですよ~
ホームセンターで買った小さなポット苗でした。
愛情もう少し控えめに伝えるべきだったかなぁ。

ジャックと豆の木みたいに、見上げている間に
大きくなっちゃった・・・と言ったら大げさですが、
見るたびに枝葉が増えているのでここ数年の夏は
プレッシャーに感じてしかたがなかったです。

自分では切れなくなっていた枝もノコでだいぶ落として
もらいましたので、これからは少し荷が軽くなるとよい
のですが。

叔母様宅の庭木、そろそろなじんだでしょうかね。