2020年11月13日

白馬へ(はじめまして、コハクチョウ) A trip to Hakuba

11月5日、その一週間ほど前に「犬と泊まれる宿で空きがひとつあった!」と、急きょ決まった白馬へのGo To トラベル。部屋付きの浴室を利用し、夕食はマスクにゴーグル姿のスタッフ方に給仕していただき、朝食は蓋つきの容器に入った数種の総菜や、丸ごとのりんご(飾りで置かれているのかもしれないと思った)やバナナなどを各自選ぶスタイルでした。


ホテル周辺の林でゴジュウカラを初撮影↓。ヒガラや、コガラ、たぶんキバシリもいましたが、どれも休みなく動き、収められたのはゴジュウカラだけ。幹に沿って、上へ行ったり、下へ行ったり、キツツキみたいだけど、キツツキは下へは行かない(いったん地面へ下りてから再び上る)。キバシリはどうだっけ?

樹皮に潜む虫をつまみ出したところ

往路、かねてから行ってみたかった犀川白鳥湖にも寄りました。てっきり「湖」なのだと思っていたら、犀川のある一帯のことのようで? 幸運にも、コハクチョウが10羽ほど見られました。地元の方によると、10月の半ば頃から渡来していたようです。「ゴホーデンではもっと間近で見られるよ」「ゴホーデンって?(誤放電じゃないし)」・・・貴重な地元情報を入手。

こんな好天の穏やかな日に見られるのは幸運だそう。空にはパラグライダーも。記憶の限りでは、コハクチョウとの出会いは今回が初めて。

白鳥湖より少し北にある、御宝田(ごほうでん)池では、普段は餌付けがされているようで、ヒドリガモとオナガガモに限っては、手を伸ばせば届きそうなほどまで近寄れて、思わず連れ去りたくなった・・・以下、3枚は繁殖羽に換羽中のヒドリガモ♂。



ヒドリガモ♀

仲良しヒドリガモ♂♀

カワウやマガモは少し離れた岸に集まっていた。ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモなどは、岸へはまったく寄ろうとする気配なし。種によって人慣れする度合が違ったり、潜水ガモは岸に上がるのが好きでないとか、あるのかな?


 「長くても30分ね」と、駐車場で仮眠して待っていた夫に報告したら、「俺も行く」となり、行ったら「カメラ取ってくる」と、鳥たちのにぎわいにときめいた様子。私が時間がないからと断念していた羽拾いまでして、帰宅後も「あれ(御宝田池)があるとないとじゃ違ったね」と。←鳥好き指数上昇中

ヒドリガモとオナガガモでびっしりの桟橋↓。前日に犀川白鳥湖で出会った地元の方によると、この桟橋からハクチョウも間近で撮れるそう。残念ながらこの日の滞在中には1羽もおらず。


またまた、集まりました。半月前の三河臨界緑地で拾った羽の分類と標本作りが完成しないうちから・・・上のトレーがオナガガモ、下のトレーがヒドリガモと仮定して分類中。

半月前に地元の三河臨界緑地の岸で拾った羽↓も、オナガガモとヒドリガモが大半のようで、不思議な共通点。オスとメスも区別して分類中で、もう少し調べて限界を感じたところで、少なくとも見た目が同じ羽ごとに標本にして、将来、羽図鑑が改訂されるなど、持ち主が判明するわずかな可能性に期待しようと思います。

実物にはもっと微妙な色合いや光沢があります。標本にすると分からなくなってしまう反り、薄さ、やわらかさ、軽さ・・・ちゃぶ台を占領しながら毎日うっとり眺めています。年内には収拾をつけられるようにせねば。

この旅で録音した鳴き声

11月5日ソウシチョウのさえずり
11月6日ゴジュウカラの地鳴き、ヒガラの地鳴き
11月6日ヒガラの地鳴き、アオゲラの地鳴き
11月6日イカルのさえずり
11月6日コガラの地鳴き、カケス
11月6日アオゲラの地鳴き
11月6日ヒドリガモ♀、オナガガモ♀
11月6日オナガガモ♂さえずり(ピィ)♀?(クックックッ)、ヒドリガモ♂さえずり(ピィオー)♀?(グォグォグォ)

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