巣作りが始まってから約1か月半、ヒナの鳴き声を初めて耳にしてから18日目の昨日、10羽近くのヒナが巣立ちました。昼前後に外出して帰宅するとすでに2羽のヒナがオリーブの枝に留まってじっとしていました。親鳥はまだ獲物を巣箱に運び続けていることから、これからまだまだ巣立ちが続くと察して、家の中からタイミングをうかがっていると、運よく連続5羽くらい(動揺して途中から数えられなくなりました)の巣立ちに立ち会うことができました。まだ少なくとも1羽はいると知りつつ、夕食の支度の合間に家の中からのぞくと、運良くさらに連続3羽の巣立ちを目撃。4~5時間にわたる巣立ちのほとんど一部始終を見ることができたようです。巣の外で過ごす最初の夜は、うっそうと茂る隣家のシマトネリコの木の中に身をひそめたようです。今朝6:30~7:00頃にはまだヒナと親の姿や声が確認できましたが、10:00近辺にはもういなくなっていました。
1羽の巣立ちの連続写真です。 暗い箱のなかから初めてみる外の世界へ!
同じ色、形をした5羽近くが続々と巣穴から出てくる様子は金太郎飴にたとえたくなりました。
きみたちが生まれる前からお母さんもよくその枝でひと休みしていたよ。
兄弟姉妹のうち、何羽がさいしょの夜を一緒に過ごせたかな。
屋上庭から巣立つところを撮れないかと行ってみると、1羽が目の前にいて一歩も動けなくなりました。
楽しい時間をありがとう!また土手で会おう!
うれしい置き土産をどうも~
隣家のシマトネリコの木
うちのオリーブじゃ、すけすけで隠れるところなかったもんね。
もう何が起こっているのか外を気にする必要がないし、台の上によじ昇り、網戸で顔を隠しながらカメラを構える必要がなくなりました。ホッとする半面、じんわりさみしさが押し寄せてきます。ひと月半もの間、休むことなく子育てし続ける姿に励まされ、癒されました。 見ればいつもそこにいるという存在はうれしいものでした。
今週末にでも、巣箱を外してなかを見せてもらうとしましょうか。次回は無線小型カメラをぜひ搭載したいものです。
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