2015年11月9日

日常 vs. 非日常 A travel to feel ordinary or extraordinary?

以前から蓼科の林の中に点在する別荘に興味がありました。どれも時の経過を感じるたたずまいで、中には崩壊しそうなものも。「どんな人が持ち主で、どんなときに使ってきた(いる)んだろう?中はどんな感じ?」
今回の宿は、犬と一緒に泊まれ、自炊できるコテージ「わんわんパラダイス」のひとつ。面白そう!到着してみると、そのコテージは、まさに私がかねがね興味のあった別荘群のなかにありました。つまり、どなたかの別荘に宿泊体験するような感じで利用できるサービスだったのでした。料金は大人1人4000円、犬1頭1000円程度。日本の空き家対策にこういうサービスが増えたらよさそうに思います。

2階が寝室のみ

寝室から見下ろすキッチン&ダイニング 昭和が漂う

旅先での自炊に張り切る私。といっても、あくまでも日常の延長線上の食事で、地元のスーパーや道の駅で食材を見て、思いついたものを作る。だし袋、オリーブオイル、味噌、塩、胡椒、朝食用のパン、ワイン、コーヒー豆、紅茶、お茶菓子、りんごやすだちも家から持参しました。

またまた現地で発見!肉厚の油揚げで一品

地元野菜と鯛の刺身とすだちでマリネ風に

鮭ときのこと地元野菜としゃぶしゃぶ餅の汁物

いつものパンにミルクティー、りんごヨーグルトの朝食

違う場所、違うカップで飲むいつものコーヒー

ところが面白いもので、夫が夕食後にこんなことを言いました。「スーパーで食材を選んでいるときはいいと思ったけど、もう少し非日常感がほしかったかな。やっぱり、肉とワインかな」と。なるほど、そうだったかもね。

白樺林と赤い壁の別荘

朝食前に林の中を散歩

ガサガサガサ…枯れ葉のにおい大好き!
 
双眼鏡で腹が赤いアカゲラを確認!ビッグ!(撮れず)

いろんな構造の別荘があって興味深い

主を待つドア?

季節のせいか、人の気配がないのは淋しい

オオウバユリの実と判明

いいな♪

こちらは3階建てかな

かやぶき屋根の別荘まで

別荘での夜。初めての場所で落ち着かないようで、家では見られない行動をとるユウ。夫が行く先に必ずついていき、果てはお風呂のドアの前でこんな状態。私のほうに来るのは、キッチンで料理をしているときのみ。犬は頼れる人をかぎ分ける能力が高いのだろうな。旅行中、ユウの世話役はもっぱら夫でした。

頼れるトウサン、まだですか

4 件のコメント:

ドラねずみ さんのコメント...

良い景色ですねえ。行ったような気分になります。夏も良いけど秋も良い。空気が澄んでいるので、流星を見るのに都合が良いですね。  11月18日はしし座流星群が見られる時期ですが、最近は余りよく見られないとのことです。十数年前彗星・流れ星ブームがありましたが、ご存知ですか?

せっせっせ さんのコメント...

ドラねずみさん、

信州、お好きでしたよね。
ほんとうによいところで。
コテージではあまりの寒さに夜空を見上げるのを忘れていました!
しまった~

十数年前ですか?
う~ん、記憶にないです。もともと天体音痴&無関心でした。
ひとたび夜空を見上げると、どんなに音痴だろうが関係ないですね。

くまくらし。 さんのコメント...


景色も地の食材もワンコも一緒にステキな旅でしたね~
お休のところ自炊されるなんて何度見ても尊敬します✨
ご主人のステーキって気持ちもわかるような、
せっせっせさんの厚揚げもジューシーで美味しそうだし、
いろんな楽しみ方ができるんですね~

違った季節にまた訪れたい場所になりそうですね(^^♪

せっせっせ さんのコメント...

くまくらし。さん、

はい♪
未知なものとの出会いたくさんな旅でした。
私…
最近は仕事量が乏しくほとんど毎日休み同然なので、
旅先での簡単な料理ならかえって望むところです。
旅先で出されたものをいただく…もちろんこれも贅沢な
非日常ですが、旅先で自分で食事をつくるのも私にとって
は非日常の楽しみかな。夫の発言でそんなことを思ったりしました。

この日は遅めの昼食がそばづくしでお腹いっぱいだったと
いうこともあったのですが、もう少しロマンティックな
料理が必要だったかな?

厚い油揚げの大根おろしに九州のすだちと味噌をのせ
ましたよ~こちらのスーパーに行くたび、厚い油揚げが
イレギュラーに置かれていないかチェックしていますが
ありませぬ~

おっしゃる通り、違う季節にまた訪れたいです。
まっ白な雪の季節(寒そう~)や、白樺が芽吹く季節などなど。

くまくらし。さんもこれから九州探検が楽しみでしょうね。