2015年11月14日

オセロ Othello pieces 6×6

かねてから陶芸用のネタ帳に書き留めていたオセロをつくり始めました。宙づりにでもして焼かない限り、通常は表裏両面に釉薬をかけて焼くことは不可能だから、白か黒、どちらかだけの釉薬をかけて、もう片面は自宅でアクリル絵の具などで塗ればよい…と思っていたら、先生に話してみるといい方法がある、と。

オセロの原型は1883年のイギリスにまでさかのぼるらしい。

下の写真は、これからピンセットでひとつひとつのピースをはさみ、器に入っている白い化粧土にくぐらせるところ。こういう作業はたまらなく好きだけど、8×8でなく、軽いお遊びのつもりで6×6にしたのであっという間に終わってしまった…

このピンセットもおそらく手作りで…使いやすくて感心!

私が理解できる言葉で表現すると、先生のいう「いい方法」とは、化粧土は釉薬ではないので、焼いたときに溶け出すことはない。したがって、まずは全体に化粧土をかけておいて、次に半面のみ黒の釉薬を施し、化粧土をかけた面を下にして焼けば、ひとつのピースを白と黒で色分けすることができるだろう…ということでした。さらにいうと、今回の化粧土はいつもより白い配合のもので、オセロピースには向いても食器などに使うと白すぎるかもしれないそう。

片面に黒い釉薬を施す作業は、先生がひとつふたつ試したところで残念ながら時間切れ。先生が「やっとくわ。ひまだから。(←まさか)」と言って下さって、深く考えず「いいんですか?じゃぁ、お願いします」と言ってしまったけれど、帰宅して上の写真を見ていたら、あぁ、そんな楽しそうな作業、次回までとっておいてでも自分でやりたかった!と、思わず教室にマッタ!の電話をしかかりました。最終的には、今回は先生にお任せして、うまくいったら、もう1セット自分でつくろう…となだめて決着。

教室で「味見用に」と先生が切って下さる

前回に続いて教室の脇で実った柿をいただきました。またヨーグルトとシナモンでいただきます。

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