2013年8月21日

自動散水システム(続の続)

天井にチューブをはわせて蛇口をひねればパーゴラ下にミストが拡散()・・・。一見うまくいったように見えたのですが、いろいろと懸念が。
  • チューブから出る水はやわらかいシャワーなのに、パーゴラの柱づたいに床にダイレクトに落ちるしずくの音がけっこう大きい(→雨か?と眠りの妨げになるかもしれず、早朝にタイマーをセットしにくい。)
  • 夕方から散水したいが、チューブの中にたまった水が熱湯に近くなっているだろうと思われ、朝、人々が起きて活動し出す時間からしか散水できない(→夕方にもタイマーをセットしにくい)
  • 朝、7時や8時から30~40分散水しようと思うと、隣家のバルコニーに洗濯物が干される時間と重なり、風があればミストが飛んでしまうかもしれない(→自分が隣家の立場だったら・・・)

戸建がひしめき合う住宅地はいろいろ大変だー。夫の夏休みは終わってしまったので、私が代替案を試すことになりました。
まず、天井に這わされたチューブを取り外す作業。これだけで汗コップ1杯はかいたか。
私の考えた案はこう。プランターカバーの上部に沿ってチューブを這わせる。前夜夫に話したら「どうやってぇ~」と言われたんだけれども、夫から渡されたアルミワイヤを1m長さに何本も切り、適当な間隔でチューブをプランターカバーにくくりつけた。とにかく固定さえできればいいんだから。


こんなふうに、プランターカバーの上部に沿わせて、沿わせて。


そして、プランターカバーに沿って、すべての鉢を並べた。チューブの両側に散水されるはずだから。


パーゴラの真ん中はがらんがらんに。ついでに床の掃除ができる。

ガラン・・・

さて、どきどきしながら散水トライ。しゅわしゅわ~。やさしいシャワーの音しか今度はしない。ボタボタと激しい水タレの音はなし。これなら早朝タイマーセットもオーケー。グッド!


土を直接ぬらすというよりは、葉全体にシャワーがかかり、枝葉を通じて土に染みていく・・・そんな感じ。散水時間は30~40分は必要かな。低い位置での散水だから、隣家への飛び水もほぼ心配なさそう。グッド!


やった~!これでキミたちを守れる。かつ、庭師もラクできる。しゅわしゅわのシャワーを見ていると、一緒に浴びたくて浴びたくて。ぐっとこらえて写真を撮るだけにしましたけど。明け方涼しい時間なら、葉水も植物にとってはよいのでは。


初めてかつ唯一のいちぢくの実

アゲハが留まった瞬間を逃した!

どうにもならなかったのは、ひょうたんの鉢。ツルが這ってしまっているのでチューブのそばに移動できなかったこと。それでも、少しは細い水が飛んできていて、葉から滴って土が湿ることは湿る。

左:ひょうたんの鉢

家庭で扱いやすくて、とてもよい商品だと思う。タイマーは約8000円と高いけど、チューブだけなら1000~2000円で安い。

2 件のコメント:

kiri さんのコメント...

あぁ~っ!すごいですね、せっせっせさん!
流石の手仕事、できばえもよくて
素晴らしいです!
なにより緑がホントにきれい。
いつもきちんとされていて、
ホント感心します。

せっせっせ さんのコメント...

kiriさん、

こんにちは!
ついに我が家もミストです。
タイミングを選ぶしすべてのプランターにスプレーを行き渡らせるのが難しいです。

きれいな緑のものと、やせやせで薄い黄緑のものと…
それでも緑は緑ですね。涼しさを感じます。